日本酒『新たな』
2023-12-20 10:00:02
那須の伏流水と山田錦が織りなす究極の日本酒『新たな』の魅力
日本酒『新たな』の魅力
栃木県大田原市で造られた純米大吟醸『新たな』は、那須連山の自然が育んだ美しいお酒です。この酒は、那須の伏流水と地元栃木県で生産される山田錦を使用し、17%まで精米することで雑味のない、クリアで上品な味わいを実現しています。ここでは、この素晴らしいお酒の特徴や楽しみ方、背景について詳しく掘り下げていきます。
味わいの特徴
『新たな』は、磨きたてのプラチナに例えられる透明感と輝きのある外観を持ち、その香りはまるで華やかなカサブランカのようです。芳醇な熟れたフルーツのアロマが溶けあい、感動的な響きを奏でます。 口に含むと、シルキーなエントリーから徐々に広がる旨味が体験でき、上品な甘みと程よい酸味が深みのある風味を引き立てます。
また、余韻は優しい旨味とミネラル感が長く続き、ほのかな苦味や塩味そして心地よい酸味が複雑に絡み合い、この酒の品格を際立たせます。
香りと口当たり
一輪挿しのカサブランカが香り立つ中、幸水や豊水といった和梨の瑞々しいアロマが感じられ、ラ・フランスのようなエレガンスが調和して、心地よさを与えます。口に含むと、その瞬間から純粋な味わいが広がり、滑らかで上品な口当たりが楽しめます。舌に感じる繊細さと豊かさが、さらにこのお酒の魅力を際立たせます。
ペアリングの楽しみ
『新たな』は、特に魚卵や繊細な刺身、上品な魚介料理と抜群の相性を誇ります。キャビアやカラスミ、ホタテのカルパッチョや、蒸牡蠣、蒸し毛蟹、オマール海老の天ぷら、フグちり、鯛のしゃぶしゃぶなどと楽しむことで、その風味をより引き立てることができます。また、シェーブルチーズやホワイトアスパラのオランデーズソースとも良好なペアリングが期待できます。
酒造の背景
『新たな』を手掛ける菊の里酒造は、150年以上の歴史を持つ酒蔵です。阿久津家が運営しており、自然の恵みを生かしながら、先代からの伝統と革新を織り交ぜた酒造りが行われています。この酒には、過去400年の歴史が背景にあり、熟知した造り手の手によって生み出されています。
特に、この酒の特徴となるのが、那須連山に降った雪解け水が自然ろ過された伏流水を使用している点です。この柔らかな水は、吟醸酒に適した純度の高い軟水であり、すっきりとした飲み口に欠かせません。
デザインとアート
『新たな』のコンセプトには、460年続く米農家やフォトグラファー、書家、デザイナーといった多様なクリエイターたちが携わっています。デザイン面では、日本らしさが感じられるパッケージングが施され、ラベルには大田原の自然を抽象的に表現した水彩画が使用されています。このパッケージは、海外販売を意識したデザインであり、訪れる人々に日本の豊かさを伝えることを目指しています。
まとめ
このように、純米大吟醸『新たな』は、ただの日本酒にとどまらず、地元の自然と人々の情熱が詰まった贅沢な体験を提供してくれます。那須大地の魅力を感じる至高の一杯を、ぜひお楽しみください。
会社情報
- 会社名
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菊の里酒造株式会社
- 住所
- 栃木県大田原市片府田302-2
- 電話番号
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