長崎の離島留学制度が進化する!
長崎県は、多彩なプログラムを通じて高校生が自然に恵まれた環境で学べる「高校生の離島留学制度」を実施しています。今年度の令和7年9月27日(土)には全国の中学生およびその保護者に向けて、オンライン説明会が行われる予定です。この機会には、豊かな自然環境と最新技術を融合させた新たな教育プログラム「宇久高校Ukuサイエンスパーク」についての詳細が発表されるほか、各実施校の説明も行われます。
自然と技術を融合した新カリキュラム
制度による新たな探究学習は、令和8年度からスタートされる予定です。このプログラムでは、自然科学分野に関心を持つ生徒たちに最適な環境が提供され、大学進学を目指す土台を築くことを目指しています。これにより、学生は自らの興味や意欲を元に学ぶ「生きる力」を養うことができ、多彩な進路の選択肢を持つことができます。
離島留学制度の歴史と実績
この「高校生の離島留学制度」は、平成15年度からスタートし、これまでに1,000名以上の生徒がこの制度を利用してきました。語学コースやスポーツ専門プログラム、さらには生きる力を育むカリキュラムなど、バラエティに富んだ学びが用意されています。そのため、生徒は自らの個性を存分に活かし、成長していくことができる環境が整備されています。
「親子留学」制度の導入
さらに注目されるのは、親子での島生活を支援する「親子留学」制度です。この制度に申請し条件を満たした家庭には、月額3万円の補助金が支給され、経済的なハードルを下げ、多くの家族が自主的に参加しやすいようになっています。
入学前の体験入学や宿泊体験、さらに入学後の帰省費用も補助される制度があり、一人ひとりに合った学びのスタイルを支援しています。
参加対象者と申込方法
このオンライン説明会では、中学校に在学中または卒業した生徒とその保護者、高校生の離島留学制度に興味がある全ての人が参加できます。説明会の流れは、まず14:00から全体の説明が行われ、その後、各実施校の具体的な紹介へと進みます。
申込みは、下記のリンクを通じてできます。
高校生の離島留学制度の詳細はこちら
卒業生の声
これまでの卒業生たちも、その経験を活かし様々な分野で活躍しています。例えば、壱岐高校出身の平田太輝さんは、大学で歴史学を学び、現在は鳥栖市の教育委員会で働いています。彼は、留学中に学んだ多くの経験が今の職業に役立っていると語っています。特に、現場での実体験が美しい記憶として心に残っているそうです。
まとめ
長崎県の離島留学制度は、異なる地域から来る学生たちにとって、新たな可能性を広げるチャンスです。自然に囲まれた環境で、独自のプログラムに取り組むことで、学生は自分自身を発見し、成長することができます。この説明会を通じて、多くの未来の留学生たちとその家族が、長崎の美しき島々で学びの旅を始められることを期待しています。盛りだくさんの内容が詰まった説明会に、ぜひ参加してみてください。