歯科衛生士のスキルアップを支援！「Dキャリアプラス」が小児歯科研修コースを新設

歯科衛生士応援サイト「Dキャリアプラス」を運営するデンタルサポート株式会社は、専門的な知識とスキルの習得を目的とした研修「DSアカデミー」に、小児歯科に関する2つの新コース「口腔機能発達不全症コース」と「MFTコース」を追加しました。

「Dキャリアプラス」では、歯科衛生士のスキルアップのために毎月さまざまな内容のセミナーを開催していますが、中でも高度で専門的な知識とスキルの習得を目指す歯科衛生士のための研修として「DSアカデミー」を開催しています。既存コースは、超高齢社会で活躍できる歯科衛生士を育成するためのプログラムとして「訪問口腔ケア」「摂食嚥下」の2コースを開催してきました。

しかし、会員登録をしている歯科衛生士から「小児も学びたい」という声が多数寄せられたことから、この度「口腔機能発達不全症」「MFT(口腔筋機能療法)」のコースを新設し、小児から高齢者まで幅広いシーンで活躍できる歯科衛生士の育成に力を入れていくとのことです。

「口腔機能発達不全症コース」：少人数制による実践的な指導

「口腔機能発達不全症コース」は、実際の臨床の場で効率よく実践するための知識と技術を習得できるコースです。少人数制で、実技指導と相互実習を通して、口腔機能発達不全症の診断、治療、トレーニング方法などを学びます。

コース内容

1. 口腔機能発達不全症とは
2. 診療への導入方法
3. 指導の流れについて
4. 算定や再評価について
5. トレーニングの進め方
6. 言葉のトレーニング

「MFTコース」：機能を診るための筋機能療法(MFT)の基礎を学ぶ

「MFTコース」は、歯周病やカリエスを診て予防を行う中で、機能の問題に気付き指導を行うための基礎を学ぶコースです。筋機能療法(MFT)の基礎を学び、診療に活かせる知識を習得することで、患者様の機能改善に貢献できるようになります。

コース内容

1. MFTとは
2. 原因と影響
3. 指導の目標・目的
4. 咀嚼・嚥下について
5. 診療への取り入れ方

講師紹介：後貴三子先生

両コースの講師は、後貴三子先生（歯科衛生士）です。後先生は、矯正専門歯科医院に6年間勤務した後、現在もフリーランスで小児・矯正・一般歯科など5医院に勤務し、予防・歯周病管理・診療補助・MFT・受付・コンサルなどを兼務しています。

臨床の傍ら「study group SEE」を主宰し、『機能を診る目』を育てる講習会を全国各地で開催するなど、歯科衛生士の育成にも積極的に取り組んでいます。

デンタルサポート株式会社について

デンタルサポート株式会社は、訪問歯科診療サポート、歯科技工、再生医療関連事業、介護事業などを運営しています。訪問歯科診療サポートにおいては、北海道から九州まで全国に展開し、ひと月に約3万人の患者様の診療をサポートしている実績があります。

DSヘルスケアグループの海外展開としては、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにて、医科・歯科併設のクリニック「SAKURA Medical and Dental Clinic」を開設。2015年12月にはミャンマーに歯科技工サービスを提供する子会社「DS SAKURA Dental Services」を設立するなど、アジア、中東を中心に活動しています。

「Dキャリアプラス」について

「Dキャリアプラス」は、デンタルサポートが運営する歯科衛生士のための学習・コミュニティーWebサイトです。歯科衛生士と歯科衛生士のたまごである学生を中心に、さまざまな医療・介護系の職種の方が会員登録（無料）しています。

「生涯現役宣言」を掲げて専門知識を更新する場の提供や、コミュニティーづくりによる情報交換の場を提供することで、資格を生かして生涯活躍していただけるよう、会員の皆さまをサポートしています。