高山市でのたけふ菊人形のPRイベント
福井県越前市から、たけふ菊人形の魅力を伝えるための宣伝隊が、岐阜県高山市を訪れました。本イベントは10月4日から約1ヶ月間開催される「第73回 2024たけふ菊人形」のPRを目的としています。高山市役所において行われたこのPR活動は、宣伝隊が市役所ロビーで市民に対して行った後、高山市の上田和史副市長や市議会との交流もありました。
今回の「たけふ菊人形」では、越前市のテーマである「紫(ゆかり)のまち越前たけふ花絵巻」を中心に、紫式部と源氏物語に焦点をあてた菊人形の展示が予定されています。紫式部は唯一、都を離れて越前に住んだことでも知られており、この土地で彼女の文化的影響を感じることができる特別なイベントです。
菊人形とOSK日本歌劇団のコラボ
イベントの目玉の一つは、OSK日本歌劇団による華やかな公演です。特に、今年は「光る君へ」という大河ドラマとも関連し、紫式部をテーマとした菊人形展示が行われます。OSK日本歌劇団は、大正11年に設立され、伝統的な線を守りながら、現代でも多くのファンに支持され続けています。
宣伝隊を代表して、天輝レオさんと唯城ありすさんが特別に訪問し、公演の見どころを市民に伝えました。今年の公演は「DREAM SCAPE(ドリーム スケープ)」というタイトルで、ジャズやラテン、タンゴといった要素を取り入れたレビューショーを楽しめます。約60分の公演では、観客との一体感を大切にしながら、ラインダンスや殺陣を盛り込み、紫式部の世界を表現します。
たけふ菊人形の詳細
「たけふ菊人形」は毎年秋に越前市で開催され、菊人形や菊花の展示に加え、食を楽しむためのフードコートや土産を扱うきくりん市場も併設されます。また、メリーゴーランドやモノレールといった大型アトラクションもあり、ファミリー層にも人気です。イベントは10月4日から11月4日まで続き、開催期間中には週末に特別イベントも用意されています。
越前市は、福井県の中央部に位置し、古くから北陸地域の文化や経済の核となってきた土地です。たけふ菊人形は日本三大菊人形の一つとして評価されており、地域の秋の風物詩として多くの人々に親しまれています。市民の交流を通じ、友好を深める良い機会にもなっています。
ぜひ、紫式部が息づく歴史とともに、菊の美しさとOSK日本歌劇団の華やかさを体験しに訪れてください。新たな文化の学びと楽しみが待っています。イベントの詳細や最新の情報は、高山市役所の広報課までお気軽にお問い合わせください。