モースマイクロ、受賞の栄誉
オーストラリアのニューサウスウェールズ州に本社を置くモースマイクロ(Morse Micro PTY. LTD.)は、2024年度ワイヤレス・ブロードバンド・アライアンス(WBA)インダストリー・アワードにおいて、最優秀Wi-Fi技術革新賞を受賞したことを発表しました。この栄誉は、同社のWi-Fi HaLow SoC技術が持つ長距離かつ低消費電力の接続能力に対する評価が高かったことを示しています。
モースマイクロの製品群には、業界最高水準の高速度・小型化・低消費電力を実現したWi-Fi CERTIFIED HaLow SoCや関連モジュールが含まれています。この技術により、IoT(モノのインターネット)関連のアプリケーションにおいて、従来のWi-Fiネットワークと比較して通信距離は10倍、面積は100倍、接続容量は1,000倍に拡大されることが可能となります。
受賞理由と革新性
受賞者の発表時、審査員は「モースマイクロは低消費電力で堅牢なIoT接続を提供するための先駆的な取り組みにより、業界の最前線に立っています」と述べ、同社がIoTの未来において果たす重要な役割を強調しました。このWi-Fi HaLow技術は、IEEE 802.11ah規格に基づいており、1GHz以下の周波数帯域で運用されるため、IoTアプリケーションに最適な長距離での無線通信を実現します。
同社のCEOであり創業者であるマイケル・デニルは、「この名誉ある賞を受賞できたことを大変光栄に思っています。本受賞は、私たちの革新性と拡張性の高いWi-Fi HaLowソリューションを通じてIoT接続を推進するという私たちのコミットメントを際立たせるものです。これからも我々の技術が堅牢かつ長距離のWi-Fi接続を提供し、世界各国の企業やコミュニティをサポートし続ける所存です」とコメントしました。
さらに広がる受賞歴
加えて、モースマイクロは2024年度に入ってから複数の権威ある賞を受賞しており、Wi-Fi業界における確固たるリーダーとしての地位を築いています。今年は、Wi-Fi Now最優秀Wi-Fi IoT製品賞を獲得し、Fast Companyの「未来のテクノロジーの星」にも選出され、IoT分野での革新的な貢献が評価され、EDGE賞を受賞しました。特に、同社のWi-Fi HaLowを搭載したエッジカメラは、CES 2024においても注目され、Tom's Guideからは「The Best of CES 2024」として称賛されています。
WBAインダストリー・アワードについて
ワイヤレス・ブロードバンド・アライアンス(WBA)インダストリー・アワードは、ワイヤレス接続の未来を切り開く企業や開発会社を讃えるもので、今年で12年目を迎えます。この賞は、Wi-Fiおよびワイヤレス・ブロードバンド技術の発展に大きく寄与した組織を対象にしています。今年の受賞者は、2024年10月7日から10日にかけてパリで開催されたワイヤレス・グローバル・コングレスで発表され、オンラインでも同時中継されました。
モースマイクロについて
モースマイクロは、シドニーに本拠を構え、世界中に拠点を展開するWi-Fi HaLowに特化した半導体企業です。次世代のIoT向けワイヤレス接続ソリューションの開発をリードしており、現在は市場で最も高速で、最小のサイズ、最低の消費電力、最大の通信距離を実現するWi-Fi CERTIFIED HaLow MM6108生産用シリコンを扱っています。詳細は
公式サイトをご覧ください。
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