日ラオス農業交流プログラムが開催決定
2025年3月、日本とラオスの外交関係樹立70周年を記念する特別なプログラムが実施されることが発表されました。このプログラムは「対日理解促進交流プログラムJENESYS」を通じて行われ、ラオスから専門学校生、大学生、大学院生16名が日本を訪れます。
交流の目的
この農業交流プログラムの主な目的は、日本における農業の理解を深めることです。日々の農業実務はもちろん、文化と信頼の絆を育むことも大切なポイントです。訪日学生たちは、日本の農業の現場を視察したり、文化体験を通じて日本の魅力に触れます。
プログラムの内容
訪問期間は2025年3月4日から3月11日までの約一週間。日程の中で、さまざまな講義や視察、地域の学校との交流が行われます。具体的には、以下のようなスケジュールが組まれています。
- - 3月4日: 初日のオリエンテーション後、農林水産省で講義を受けます。
- - 3月5日: 株式会社アクポニを視察し、染の里おちあいで文化体験を行います。
- - 3月6日: 東京都から静岡県へ移動し、AOI-PARCを訪れます。
- - 3月7日: KADODE OOIGAWAを視察後、島田樟誠高等学校で学校交流をします。
- - 3月8日: 農業生産法人株式会社トマトップを視察し、ホストファミリーとの対面式を経て、ホームステイが始まります。
- - 3月9日: ホームステイ中にワークショップを行い、訪日の成果報告準備を進めます。
- - 3月10日: 成果報告会を開催し、東京都への移動を行います。
- - 3月11日: プログラム最終日、帰国します。
JENESYSプログラムの意義
「JENESYS」は外務省が推進している国際交流事業で、アジアやオセアニアの国々と日本との人的交流を促進することが目的です。このプログラムを通じて、参加者は日本の文化や社会に触れ、将来的には日本の良さを自国に発信する役割を果たすことが期待されています。これは日本の外交基盤の強化にも貢献します。
今後の展望
今回の農業交流プログラムを通じて、ラオスの若者たちが日本に対する理解を深め、永続的な友好関係が築かれることを目指しています。将来的にもこのような国際交流が益々増えることで、日本とラオスの関係はさらに強固なものとなるでしょう。
興味を持たれた方は、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)のウェブサイトで詳細を確認することができます。お問い合わせはフォームから可能です。
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JENESYS事業概要
このプログラムは、日本そしてラオス両国の若者たちにとって、未来の可能性を広げる貴重な経験となることは間違いありません。