中小企業向けクラウドサービスの新たな展開
中小企業が直面する課題として、業務の効率化が挙げられます。特に、見積書や請求書の作成、そして販売管理のプロセスにおいて、手作業による煩雑な業務は多くの時間とリソースを奪います。そんな中、ヴェルク株式会社(東京都千代田区)が提供するクラウドサービス「board」は、これらの課題を解決する一手を打ち出しました。
2023年から、新たに「マネーフォワード クラウド会計Plus」とのAPI連携機能が追加され、業務のデジタル化が一層進むことが期待されています。このAPI連携によって、boardに登録された請求・支払データが自動的に同クラウド会計ソフトに連携されるようになります。具体的には、データのステータスが「請求済」や「請求書受領済」に変更されると、売掛金や買掛金の仕訳が即座にマネーフォワードへ送信されます。
API連携に期待される効果
これにより、業務を行う上での手作業が削減され、効率的なデータ管理が実現されます。中小企業がデジタル化を進めるためには、こうしたシステムの統合が不可欠です。boardは2014年のサービス開始以来、他のシステムとの連携に取り組んできましたが、今回は特に会計業務との密接な関係を重視した連携を実施しました。
同社の代表取締役、田向祐介氏は「お客様のビジネスの効率化に貢献できることを非常に嬉しく思っています。今後も他のシステムとの連携を強化し、より多くの中小企業に寄り添ったサービスを提供していく所存です。」と語っています。
マネーフォワード クラウド会計Plusとは
「マネーフォワード クラウド会計Plus」とは、特にIPO準備や中堅・上場企業に向けたクラウド会計ソフトです。仕訳承認機能や仕訳更新履歴機能を備え、企業の内部統制を効率よくサポートします。信頼性の高い経営を実現するため、不可欠な機能を充実させています。
URL:
マネーフォワード クラウド会計Plus
boardの特長
さらに、board自体は見積書や請求書の作成、販売管理を通じて、バックオフィス業務を効率化し、経営数字の可視化を図るクラウドサービスです。特に中小企業に対して「ちょうどいい」サービスを提供しており、現在有料契約社数は6,000社を超えています。
このように、インボイス制度に対応した書類作成機能や、会計システムとの様々な連携を行い、販売管理をサポートしています。今後もさらなる機能拡充に期待が寄せられています。
会社概要
ヴェルク株式会社は、東京都千代田区に本社を構え、業務・経営管理システム「board」や大学IRダッシュボードサービス「IRQuA」を運営しています。創業は2010年で、データ分析や開発の受託事業も手掛けており、現在もサービスの質向上に努めている企業です。
コーポレートサイト:
ヴェルク株式会社
このAPI連携の発表は、今後の中小企業における業務効率化の一環として大きな影響を与えることでしょう。