生成AI活用は社会人に浸透？ 77.8%が成果を実感、だが非利用者との二極化も明らかに

株式会社デジタル・ナレッジが実施した生成AI利用状況に関する調査結果が発表されました。調査によると、社会人の77.8%が生成AIの利用で成果を実感していることが明らかになりました。しかし、一方で生成AIを利用していない人たちも少なくなく、その活用には二極化が進んでいる現状が示されました。

生成AI、社会人の4割が利用

調査では、生成AIの全体認知度は7割に達し、実際に利用している人はそのうちの4割という結果になりました。業種別では、「IT・通信・インターネット」の利用率が高く、「サービス・レジャー」「医療・福祉・介護」の利用率が低いという特徴が見られました。

生成AIの中でも、ChatGPTの利用率が85.7％と圧倒的に高く、GoogleのGeminiやMicrosoftのBing AIがそれに続くという結果でした。

生成AIは業務効率化や質向上に貢献

ビジネスにおける生成AIの活用方法としては、「情報収集」「文章校正」「企画書作成」などが挙げられます。

調査結果では、生成AI利用者の77.8％が「業務・作業の効率化」「アウトプットの質の向上」などの成果を実感していることがわかりました。さらに、スキルアップにつながったという意見もあり、生成AIが業務の効率化や質向上に大きく貢献していることがうかがえます。