概要
全国の高等専門学校(高専)生による「みちびき災危通報ハッカソン」が2026年1月に開催されました。このイベントは、準天頂衛星システム「みちびき」を活用した災害危機通報に関する技術を開発するために、沖縄、豊田、長岡の3つの高専から集まった9名の学生によって行われました。
「みちびき」の背景と目的
「みちびき」は、日本の準天頂衛星システムで、特に災害時の緊急通報や位置測定に大きな役割を果たしています。このシステムは2020年から高等専門学校と連携し、次世代の人材育成に注力してきました。今年度は、アイデアソンからハッカソンへと形式を変え、学生たちが実際に動作するプロトタイプを作成する挑戦がなされました。
ハッカソンの進行
ハッカソンは、2025年12月にオンラインで6回の講義が行われた後、2026年1月のオフライン最終発表会へと進みました。学生たちは、衛星データを使った防災ソリューションを開発し、プロトタイプを完成させました。発表会では、緊張感と期待が入り混じる中、各チームの成果が披露されました。
参加チームの発表内容
1.
沖縄工業高等専門学校
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プロダクト名: SatOS
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概要: 災害発生時にボタンを押すことでSOSを発信できるデバイスを開発しました。
2.
豊田工業高等専門学校
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プロダクト名: MICHIBIKI GUARDIAN TAP
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概要: 地震後の電気火災を防ぐための、みちびき受信機を搭載した安全な電源タップを制作しました。
3.
長岡工業高等専門学校
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プロダクト名: Hair日和
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概要: ニュースに興味がない人にも、日常生活に合わせて緊急情報を届けるアプリケーションを開発しました。
参加者の声と学び
ハッカソン終了後、参加者からのフィードバックは非常に高い評価を受けました。総合的な満足度は4.44/5.0、宇宙技術への関心も大きく向上したとのことです。また、学校で習ったこと以上の実践的なスキルを学べた点についても強く評価されました。
現在と今後の展望
このプロジェクトが「構想」から「実装」への進化を果たしたことで、宇宙技術の社会実装が進み、若手エンジニアの育成に貢献するとともに「みちびき」の知名度向上に寄与しています。また、全国の高専生に向けた出張授業も実施され、多くの学生に新たなチャンスが広がっています。これからも「みちびき」や宇宙産業に関心を持つ若者を育成していく環境づくりが続けられます。
参加申し込みや問い合わせ
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