製造業向け画像解析AI「LA-Eye」が遂に本格リリース！
画像解析AI「LA-Eye」本格リリース
株式会社LAplustが製造業向けの画像解析AIツール「LA-Eye」を2025年4月8日にリリースしました。この工具は、製造現場における外観検査の業務を効率化し、品質管理を向上させることを目的に開発されました。
背景とメリット
製造業界では長年にわたり、目視による検査が主流です。しかし、この手法には多くの課題があります。人員不足や検査精度の維持、効率的な業務運営の必要性から、AI技術を用いた自動化が求められています。従来のAI技術では、不良箇所の形状が毎回異なる場合や、光沢が強い素材を扱う場面での誤判定が問題視されてきました。そこで「LA-Eye」は、これらの課題を解決するために設計されました。
LA-Eyeの特長
シンプルな操作性
LA-Eyeは、いたって簡単に操作できます。ボタン一つでAIが最適な設定を自動調整し、物体検出や画像分類の機能を目的に応じて使い分けることができます。難しいスキルは不要で、Excel程度の操作スキルさえあれば利用可能です。
高精度な少数データ検査
このAIツールは、わずか30〜50枚の画像データを用いても高精度な検査ができます。また、OK/NGの判定だけでなく、数百通りの複雑な分別にも対応しています。光沢や水滴に影響されることなく、不良要因を的確に判定できることが強みです。
カスタマイズ機能
さらに、LA-Eyeは現場のニーズに応じたカスタム機能を追加できます。既設の検査装置に後付けして利用できるほか、製品画像の保存機能やトレーサビリティ機能も搭載。長時間の動画から特定の映像を抽出する機能も完備しています。
価格と提供形態
具体的な価格や提供形態については、LAplustのサイトにて問い合わせが必要です。導入に際し、現場のニーズに応じたカスタマイズやODM（オリジナルデザインマニュファクチャリング）も受け付けています。
これまでの活動
LA-Eyeは2023年9月にベータ版をリリースし、製造業、建設業、農業、畜産業等の幅広い業種から好評を得ています。お客様からのフィードバックをもとに機能のブラッシュアップを行っています。
これからの展望
LAplustはLA-Eyeのリリースを起点に、さらなるDX推進を目指しています。特に、特殊な計測技術を持つ企業や独自の画像解析機能を必要とする企業との協業を進め、製品ラインナップを充実させる計画があるようです。
資料ダウンロードとデモ申し込み
LA-Eyeの機能や導入事例について詳しい資料が用意されています。興味のある方は、こちらからダウンロードできます。また、実際の検査画像や動画を用いたデモも受け付けているので、ぜひご利用ください。
企業概要
株式会社LAplustは、長崎県に拠点を置き、AIを活用したデータ解析および業務改善に注力しています。技術的なノウハウを生かし、現場にフィットしたAIツールを提供することで、製造業の効率化を推進しています。
会社情報
- 会社名
- 株式会社LAplust
- 住所
- 長崎県長崎市西坂町５－１６
- 電話番号
- 050-5360-6954
トピックス（IT）
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