京都の新たな味覚『和紅茶』の魅力
日本の茶文化は、世界中で唯一無二の存在感を誇ります。そして、最近注目を集めているのが、京都産の『和紅茶』です。この和紅茶は、特に碾茶を使用した特別な加工法で生まれました。碾茶とは抹茶のもとになる葉を特別に育てたもので、その特徴的な甘味が和紅茶に新しい風味を吹き込んでいます。
碾茶を使用した新しい和紅茶
合同会社紅々葉が生産するこの和紅茶は、京都産の茶葉を100%使用しており、その品質には定評があります。従来の紅茶と異なり、和紅茶は渋味が少なくまろやかなテイストが特徴です。特に、碾茶の甘味を引き出した仕上がりで、午後の小休止にぴったりの一杯と言えます。
商品情報
この新しい和紅茶は5gのティーバッグが5個入っており、価格は600円(税別)。特別価格は2021年3月31日までの期間限定です。そして、飲み方はシンプルで、熱湯を注いで数分待つだけ。手軽に本格的な紅茶を楽しむことができます。
製造過程のこだわり
この和紅茶を作る過程は非常に手間がかかっています。まず初めに摘み取った生葉を20~25時間かけて萎凋させます。その後、揉捻機にかけて圧力をかけ、酸化発酵を促進。発酵過程では、湿度90%の環境で2~3時間放置します。その後、60度で乾燥し、さらに90度以上の温度で再度乾燥して放熱させます。最後に、余分な茎や茶くずを取り除くことで、品質の高い和紅茶が完成します。
地元の誇り
この和紅茶『城陽』は、城陽市で生産されており、地元農家の協力のもとで生まれました。城陽市ではこれまで和紅茶の生産が行われていなかったため、近隣の宇治田原町からの茶葉を取り入れながら、新たな挑戦を続けています。碾茶は通常、紅茶には向かないと言われていますが、思考錯誤の末にここまでたどり着きました。
まとめ
新たな和紅茶の登場によって、京都の茶文化がまた一つ広がることが期待されます。碾茶の甘味を生かしたこの和紅茶は、日々の生活に華やかな彩りを添えてくれることでしょう。気になる方は、ぜひ一度味わってみてください。
公式ウェブサイト
詳しい情報は
合同会社紅々葉の公式ウェブサイトをご覧ください。日本の茶文化を再発見する素敵なチャンスです。