當間ローズが障がい者支援のため大型絵本を寄贈しコンサートを開催

當間ローズが地域貢献に尽力

近年、婚活リアリティ番組『バチェロレッテジャパン』への出演が話題を呼び、歌手や俳優、華道家として幅広く活動する當間ローズさん。彼が2025年7月7日に愛知県豊橋市立くすのき特別支援学校に大型絵本を寄贈したことが、地元で注目されています。この取り組みは、障がいを持つ子どもたちへの支援を目的としており、豊橋市役所での贈呈式では、市長から感謝状が贈られ、地域への貢献が評価されました。

コンサート『薔薇色の人生音楽祭』

寄贈式の後、當間ローズさんは2025年8月31日（日）に、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラット主ホールで、障がい者向けのコンサート『薔薇色の人生音楽祭』を開催します。このコンサートは、見えない障がい者やそのご家族が安心して楽しめる場を提供することを目的としており、事前に200名以上の障がい者とその保護者が予約を済ませています。現在は一般チケットも販売されており、観客が多様な背景を持つアーティストたちと共に音楽を楽しむことができる貴重な機会となっています。

豪華な出演者陣

コンサートには、當間ローズさんの活動に賛同した豪華なゲストが出演予定です。歌手のクリス・ハートさんをはじめ、盲目のシンガーソングライター大石亜矢子さん、元プロ野球選手ラミレスさんなど、多様な背景を持つアーティストたちが集まり、「違いは個性」というメッセージを音楽を通じて伝えます。

社会貢献への情熱

當間ローズさんはブラジル出身の母とイタリア系沖縄出身の父を持つクワトロリンガル。多方面で活動する中、自身の幼少期に経験したいじめなどの辛い思い出を乗り越え、社会貢献にも力を入れています。特に、彼が主宰する「薔薇色の人生プロジェクト」では、廃棄される花を使って、子供たちにメッセージを伝える活動を行っています。

„一花一笑“の理念

「一花一笑」という言葉を大切にする當間さんは、「一輪の花で、一つの笑顔が生まれる」との考えのもと、障がいやジェンダー、国籍、外見の違いを超えて、すべての子どもたちが夢を描ける社会の実現を目指しています。彼は、音楽や花、日本文化を通じて、子どもたちに希望と夢を育む活動を継続する意思を表明しています。

「華道家として、曲がっていたり折れていたりする花も魅力的に見えます。子どもたちの心に希望を育み、笑顔で未来を見ていける社会を作りたい」と語る當間ローズさん。彼の活動は、愛知県のみならず、多くの人に感動と勇気を与えています。