エズラ・F・ヴォーゲル名誉教授の追悼シンポジウムが開催
故エズラ・F・ヴォーゲル名誉教授をしのぶ追悼シンポジウムが、2022年2月8日に東京都千代田区の帝国ホテルで開催されることが決まりました。このシンポジウムでは、ヴォーゲル教授の業績や彼が提唱した日米中関係について重要な議論が行われます。
シンポジウムの概要
シンポジウムのタイトルは『今後の日米中関係を考える』で、15時から18時までの間に開催され、参加者には対面及びオンラインでの参加が可能です。日米中の政財官学界のリーダーたちが集まり、日本とアジアの未来に関する貴重な意見交換が期待されます。
セッション内容
シンポジウムでは3つのセッションに分かれて議論が行われます。まず、第1セッションでは『ヴォーゲル先生と日米中知的交流』というテーマのもと、モデレーターとして五百旗頭真氏が登壇し、さまざまなパネリストが参加します。彼らはそれぞれ、自らの専門分野から日米中の知的交流についての考え方を共有します。
続く第2セッションでは、『今後の日米中関係を占う~政治・外交・安全保障の観点から』に焦点を当て、政治のエキスパートたちがそれぞれの見解を述べます。このセッションでは、政治を通じた関係の進展や安全保障の重要性などが取り上げられる予定です。
最後の第3セッションでは、『今後の日米中関係を占う~経済・ビジネスの観点から』テーマとして、経済との関連性を中心に議論されます。経済における戦略やビジネスの動向が、日米中の関係にどう影響を与えるかを探ります。
プレシンポジウム
また、シンポジウムに先立つプレシンポジウムも行われます。これは『エズラ・ヴォーゲルと日米関係(安全保障)』をテーマに2022年1月17日、国際文化会館で開催されます。こちらはオンラインでの参加となります。
応募方法と参加について
参加費や申込方法についての詳細は、公式イベントホームページ(
https://www.ezra-vogel.jp/)で確認できます。ただし、シンポジウム後に予定されていた懇親会は、コロナウイルスの影響により夏頃に延期されることが決定しています。実施日については確定次第、ホームページでのお知らせがあるとのことです。
お問い合わせ
本イベントに関する問い合わせは、エズラ・F・ヴォーゲル・ハーバード大名誉教授 追悼イベント実行委員会のメール(
[email protected])までお願いします。
このシンポジウムは、ヴォーゲル教授の卓越した業績とその後の研究の道筋を示す貴重な機会です。彼の影響を受けた多くの研究者たちが参加し、その功績を称える意味でも意義深いイベントとなることでしょう。