見守りモニター登場
2021-10-21 10:00:10

医療機器と連携した新しい見守りモニターの誕生

医療機器と連携した新しい見守りモニターの誕生



新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、医療施設が直面しているのは、病床の逼迫という深刻な問題です。それに伴い、医療現場の負担を軽減するための新たな解決策として、DOORCOM株式会社が独自に開発した「IT83見守りモニター」が登場しました。この製品は、日本初となる医療機器との連携が可能な室内モニターです。

健康状態の把握をスムーズに



このモニターは、パルスオキシメーターや人工呼吸器と連携しつつ、遠隔地からも患者の健康状態を確認できる仕組みを持っています。具体的には、病棟やホテル療養施設、または自宅に設置することで、医療従事者や家族がリアルタイムで心拍数や血中酸素飽和度をチェックすることができます。これにより、医療スタッフは患者の健康管理に専念でき、必要に応じて迅速に対処することが可能となります。

離れていてもつながる安心



特に、一人暮らしのお年寄りが増加している昨今、コロナ禍によって家族が自由に訪問できない状況も続いています。そこで、このモニターを高齢者の住宅に設置することで、離れた場所からも家族が心配することなく、健康データを確認できます。さらに、モニターは通話機能も搭載しており、家族が高齢者と連絡を取りやすくしています。操作もシンプルで、使い慣れない方でも安心して利用できる設計がされています。

空間を超えてつながる



この見守りモニターの特長は、WiFiを通じて簡単に取り扱える点にもあります。世界中どこからでもアクセス可能なため、家族や医療関係者は安心して高齢者を見守ることができます。また、訪問看護や介護が必要な方にとっても、スマートロックと連携することで、在宅時に鍵の解錠が可能になり、スタッフの負担軽減が期待されます。

今後の展望と社会貢献



DOORCOMは、これまでIPインターフォンの開発に力を入れてきましたが、その技術を生かし、見守りモニターを介して介護や孤独死といった社会問題に挑む方針です。社長の松井伊織氏は、「新たな価値を提供し、快適で健康的な生活をサポートすることが目標」と述べ、今後の展開に意気込んでいます。

まとめ



新型コロナウイルスの影響を受けて、医療の在り方が大きく変わろうとしています。そんな中で登場した「IT83見守りモニター」は、医療現場の負担を軽減し、高齢者の安否を確認するための強力なツールとなります。健康管理と遠隔支援を実現するこの製品は、まさしく未来の見守りシステムといえるでしょう。

会社情報

会社名
DOORCOM株式会社
住所
東京都港区海岸1-11-1ニューピア竹芝ノースタワー14F
電話番号
03-4405-7138

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。