特定非営利活動法人HIKIDASHIが迎えた3周年
特定非営利活動法人HIKIDASHIは、2022年4月に法人が設立されて以来、子どもたちの「生きる力」を引き出すことを目指して活動を続けてきました。そして、2025年4月1日に3周年を迎えることを記念し、これまでの活動を振り返ります。
VISIONとMISSION
HIKIDASHIのビジョンは、子どもたちが自分の未来に希望を持てる社会の実現です。それぞれの子どもが持つ能力や可能性を引き出し、人との関わりの中で自分らしく生きられるようサポートしています。ミッションとしては、子どもたちに多様な価値観を身につけさせ、自ら考え行動できる力を培うことを掲げています。性教育などの各分野の専門家が集結し、子どもたちに幅広い視点から学びの機会を提供しています。
現在の主な活動
HIKIDASHIは、「全ての子ども達に包括的性教育を」というスローガンのもと、包括的性教育の普及に力を注いでいます。活動の一部には以下のような取り組みがあります。
1. 講演活動
子どもたちに対する講演活動を行い、単に生殖やセックスに関する知識を教えるだけでなく、人権、ジェンダー、そして安全についても多面的に学ぶ機会を提供しています。保護者や教育関係者に対しても、包括的性教育の重要性を伝える講演を実施し、令和6年度には114回の講演を行い、約7,600名が受講しました。
2. 性教育カフェ
宮城県や兵庫県、島根県を中心として、性について誰でも気軽に相談できる「性教育カフェ」が開かれています。中高生を対象とした「ユースカフェ」から、一般向けのカフェへと展開を進め、令和6年度には69回の開催を実現しました。
3. 絵本による普及活動
代表が著した絵本『げっけいのはなし いのちのはなし』を通じて、性教育の重要性や生き方の多様性を伝える活動も行なっています。絵本を各地の学校や育成施設に寄贈し、現在では138の施設に配布しています。
4. 未来に向けての活動
令和7年度にはこれまでの事業を継続し、新たな取り組みも予定しています。私たちの活動は、企業や個人のサポートによって成り立っており、皆様の応援があるおかげで持続可能な活動が実現しています。子どもたちが自分らしく生きる力を引き出せる社会を共に目指して、今後ともご支援をお願い申し上げます。
詳細情報
私たちの活動に関心をお持ちいただけましたら、以下のリンクからご支援いただけると幸いです。
私たちの活動を通じて、より豊かで希望に満ちた未来を子どもたちに提供していけるよう、引き続き努力して参ります。