フォーシーズンズホテル東京大手町で新たなるカクテル文化が開花
フォーシーズンズホテル東京大手町のバー「VIRTÙ(ヴェルテュ)」が、独自に開発したオリジナルジャパニーズベルモットとトニックウォーターを発表しました。この新シリーズは、日本のボタニカルとカクテル文化を見事に融合させたもので、全4品が提供されています。
開発の背景
このプロジェクトは、フォーシーズンズホテル東京大手町の総支配人ウデイ ラオのもと、日和株式会社とのコラボレーションによって実現したものです。VIRTÙのヘッドバーテンダー、キース・モツィは「ベルモットやトニックウォーターは、我々のカクテルの基盤です。東京の土地ならではの風味や香りを大切にし、長年の思いを形にできたことを嬉しく思います」と語ります。
新しく登場したベルモットは、ドライの「SÈCHE(セッシュ)」、ホワイトの「SHIRO(シロ)」、スイートの「AKA(アカ)」の3種。これらは全て、日和株式会社のhiyoriワイナリーで作られた勝沼産の甲州ワインやメルロワインを使用し、和洋のボタニカルをブレンドしています。
ベルモットとトニックウォーターの特徴
- - SÈCHE(セッシュ)は、富士川町の柚子とキハダ樹皮をブレンドしたドライタイプで、清々しい苦味が特徴です。
- - AKA(アカ)は、桜葉とヨモギを使ったスイートベルモットで、上質なフローラルノートが優雅な余韻を生み出します。
- - SHIRO(シロ)は、キハダ蜂蜜の甘みを加えたホワイトベルモットで、滑らかな味わいが楽しめます。
また、トニックウォーター「KARUI(カルイ)」は、ユズ、シークヮーサー、ジャバラといった和柑橘に勝沼産甲州ぶどうエキスをブレンド。爽やかさと奥行きを引き出し、VIRTÙのシグネチャーカクテル「ソメイヨシノ」や「春風」などに使用されています。
VIRTÙの体験と購入方法
ホテルの39階に位置するVIRTÙでは、これらのオリジナルベルモットやトニックウォーターを楽しめるほか、旅の思い出として購入することも可能です。
日和株式会社について
日和株式会社は、山梨県甲州市勝沼を拠点に、2018年に設立されたワイナリー兼クラフト飲料メーカーです。同社は、日本らしい素材を活かした独自性の高い製品を展開しており、地域の自然や文化を大切にしたものづくりに取り組んでいます。
まとめ
フォーシーズンズホテル東京大手町と日和株式会社のコラボレーションによって生まれたこの新たなベルモットとトニックウォーターは、日本の飲食文化の新たな形を示すもので、国内外から多くの注目が寄せられることでしょう。これからのカクテルシーンを彩る新機軸として、多くの方に楽しんでいただけることが期待されます。