国産ダウンウェアと伝統工芸が融合！クラウドファンディング開始

国産ダウンウェア×伝統工芸の融合プロジェクト

有限会社クラスターが手がける新たなダウンウェアプロジェクトは、国産の強みを活かし、伝統工芸とのコラボレーションを実現しました。このプロジェクトは、2021年7月10日から8月31日までの期間、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて行われます。これにより、ダウンウェアとともに岩手県の伝統技術を広く発信することを目指します。

クラウドファンディングの魅力

クラウドファンディングでは、伝統工芸の本染め刺子と裂き織の生地を使ったダウンジャケットが限定販売されることが特徴です。これにより、着る人が地域の伝統を感じられるアイテムとして、多くの人の手元に届くことを期待しています。「The Authentic Down Jacket」という商品は、シンプルながらも多機能性を兼ね備え、多くの好評を得る製品となりました。

岩手の伝統工芸とのコラボ

具体的には、表地には岩手県南一関で100年以上続く「京屋染物店」で染められた刺子生地を利用しています。また、内ポケットには京屋染物店の廃棄布をアップサイクルした裂き織生地が用いられています。このような地域リソースを最大限に活用し、環境にも配慮したものづくりを実現しています。特に、手捺染によって生み出された独特の色合いや風合いは、使い込むほどに魅力が増していくのが特徴です。

アパレル業界の現状と挑戦

近年、アパレル業界はコロナ禍や経済的不況の影響を受け、受注は減少傾向にあります。そこで、有限会社クラスターは自社ブランド「Hayachine Made」を立ち上げ、オリジナル製品の開発に挑戦。これにより、国内製縫製技術を生かしつつ、より高い付加価値を商品に与えることが狙いです。ユーザーが直接支援することで、ブランドの成長を促進していきます。

実施概要とポップアップショップ

「全国の伝統工芸の織物や新しい素材でダウンジャケットを！」のプロジェクトは、次のようなアイテムをリターンとして用意しています。

- 本染め刺子ダウンジャケット（S・M・L）【限定20着】
- スーパーウォームモデル（BLACK・GRAY・NAVY各S・M・L）
- エクストラウォームモデル（BLACK・GRAY・NAVY各S・M・L）
- パッカブルダウンマフラー（BLACK・GRAY・NAVY）

また、クラウドファンディング期間中には実物展示と試着ができるポップアップショップも開催されます。仙台の「東北スタンダードマーケット」や盛岡の「パルクアベニュー・カワトク」などでの出展を予定していますので、ぜひ足を運んで製品の魅力を体感してみてください。

結び

このクラウドファンディングが成功すれば、さらなる展開として全国の織物産地やテキスタイルメーカーとのコラボレーションを進める計画もあります。この取り組みを通じて、岩手から世界へ新たな価値を発信し続ける姿勢は、多くの人々に感動と興味を呼び起こすことでしょう。日本の伝統が息づく、心温まるダウンウェアの誕生を楽しみにしています。