飲食業界の経理効率化を実現するUSENレジとfreee会計の連携
近年、飲食業界ではデジタルトランスフォーメーション(DX)が重要視されています。その背景には、業務効率化や経営の正確な情報把握が求められているからです。このたび、株式会社USENの提供するPOSレジサービス「USENレジ」と、フリー株式会社の「freee会計」がAPI連携を開始したことで、飲食店舗の経理業務の効率化が期待されます。
自動取り込みによる業務効率化
従来、飲食店では日々の売上データや経理処理作業に多くの時間を費やしていました。特に複数店舗を運営する事業者にとって、この手作業は負担が大きく、その上、手動による入力ミスや経営状況を把握するのが難しいといった課題も抱えています。しかし、USENレジとfreee会計の連携により、売上情報、入出金、現金差異などの取引データが自動でfreee会計に取り込まれるため、手入力の必要がなくなります。
この自動連携により、経理作業の効率化はもちろん、経営に必要なデータを迅速に把握できるようになります。ユーザーは、手作業による転記のストレスから解放され、正確な記録を保持することで、店舗運営に必要な情報をリアルタイムで把握しやすくなります。
連携の簡単な手順
USENレジとfreee会計の連携アプリは、freeeアプリストアから簡単に利用することができます。店舗の操作もシンプルで、導入の難易度は低いため、飲食業界におけるDX推進に貢献しています。具体的な連携方法や詳細は、USENレジの連携詳細ページ(
こちら)を参考にしてください。
業界への取り組み
フリー株式会社は日本飲食団体連合会やレストランテック協会に加盟し、飲食業界に対する取り組みを強化しています。これにより、業務効率化に役立つセミナーや関連イベントの開催、DX化支援など、外食産業全体の発展に寄与する活動を続けています。これは、飲食業界での信頼されるビジネスパートナーとしての地位を確立し、さらなる成長を手助けするものです。
企業情報
フリー株式会社は、2012年に設立され、現在は東京都品川区に本社を構えています。CEOの佐々木大輔氏は、「スモールビジネスを、世界の主役に。」という理念のもと、オープンなプラットフォームの構築を目指しています。今後も、USENレジとfreee会計の連携を通じて、飲食業界のDXを進めるとともに、更なるサービスの向上に努めていくことが期待されます。
この連携によって、飲食業界の経理業務が大幅に効率化され、多くの店舗がその恩恵を受けるでしょう。今後の展開にも注目です。