新しいスポンサーシップモデルの誕生
株式会社abc(本社:東京都港区、代表取締役:松田 元)は、株式会社KOD(本社:東京都新宿区、代表取締役:内山 高志)との提携を発表しました。この提携により、2025年11月10日付で新しいスポンサーシップモデル「逆有償型スポンサーシップ」が導入される運びとなります。
背景:広告型から資産型へ
これまでのスポンサーシップは、主に企業ロゴを掲載するという形での広告支援が一般的でした。しかし、近年では企業の社会的責任(ESG)に対する関心が高まり、ただロゴが掲示されるだけのスポンサー活動では、企業の社会貢献度が可視化されにくくなっています。この状況を受け、スポンサーシップの在り方が見直されてきました。そこで立ち上げられたのが、ブロックチェーン技術を活用した新モデルです。これにより、従来の広告費を「社会的意義の高い資産」として再定義し、資産性を持つ新たな応援の形を模索します。
モデルの概要:「逆有償型スポンサーシップ」の機能
「逆有償型スポンサーシップ」は、スポンサー企業が提供した支援金に対し、同額のブロックチェーントークン「WOWBIT」を受け取る仕組みです。支援金は、KODを通じて選手やジムの運営に利用され、活動の成果に応じた新たなトークン付与制度が運用されます。
ここでのポイントは2つあります。
1.
将来対価契約(SAFT方式):スポンサーに将来のWOWBIT付与権を発行する方式です(通常24か月後に付与)。
2.
現物付与型:契約時にWOWBITを即時に付与し、24か月の譲渡制限を設ける形です。
また、これに加えて「勝利バーン」という仕組みも導入され、選手の勝利やタイトル獲得に応じてトークンの一部が焼却され、その結果トークンの希少性が向上し、価値上昇の可能性が期待されます。ただし、バーンの効果は象徴的であり、必ずしも投資利益を保証するものではありません。
活用例:KOD LABでの初実証
この新しいモデルは、まず株式会社KODが運営する「KOD LAB」で実証的に導入されます。このジムは、元WBA世界スーパーフェザー級王者である内山高志氏が主宰し、多くのプロ選手や育成選手が所属しています。ここでの試みが成功すれば、他のスポーツやエンターテインメント、教育分野へも展開可能性が開かれることでしょう。
体制と役割
本モデルで使用されるWOWBITトークンは、シンガポール法人WOWOO PTE. LTD.によって発行され、株式会社abcはスキーム設計や技術支援を担当します。KODは現地の運営を主導し、両社は契約の交渉や支援金の管理に協力します。
今後の展望
abc株式会社では、スポーツ分野から始め、その後、地方創生やエンターテインメント、教育など多様な領域への応用を視野に入れています。もちろん、関連法令の遵守や透明性の確保を重視し、社会実装に向けて具体的な準備を進めます。
この革新的なスポンサーシップモデルは、未来の価値創出の一翼を担うことが期待されます。今後の動向に要注目です。