新たな時代に挑むカタリスト
2021年4月、株式会社TDSは新たに株式会社Catalyst・Data・Partners(以下、カタリスト)へと社名を変更し、事業領域の拡大に伴う第三者割当増資を発表しました。カタリストは、「オープンデータで世の中を変える」というビジョンを掲げ、社会、企業、個人の調和を促進する役割を果たしていきます。
進化するデータの役割
私たちは現在、社会、個人、テクノロジーが調和して成り立つ時代に生きています。かつてはデータは企業や組織が独占していましたが、今後は社会の発展や個人の幸福のために、誰もが利用しやすい形でシェアされるべきです。この考え方に基づき、カタリストはデータの触媒としての役割を果たします。よりオープンにシェアされたデータが、未来を明るくする触媒となり得るのです。
出版業界へのアプローチ
カタリストの事業展開の第一弾として、出版業界の構造的な課題の解決に取り組みます。出版社や書店、流通業者など、各社のデータを連携させ、オープンにシェアすることで業界全体の活性化を図ります。具体的には、共同でデータ連携を進め、それを新規事業に活用することを目指します。法律や社会の要請に応じて、さらなる施策も検討する計画です。
カタリストの事業内容
カタリストが展開する事業は、以下の4つに分かれています。
1. デジタルマーケティング事業
2. リアルマーケティング事業
3. ファンマーケティング事業
4. 感性マーケティング事業
これらの事業を通じて、オープンデータの可能性を最大限に引き出し、顧客のニーズに応えるサービスを提供します。
スローガンとミッション
カタリストは「Open data change the world~オープンデータが世の中を変える~」をスローガンに掲げ、個人の生き方や企業の意思決定、社会の持続性を支援する会社としての役割を自負しています。
バリューとビジョン
私たちのビジョンは、データシェアリングを通じて社会の発展や個人の幸せを実現することです。
- - Sharing:独占せずにデータをシェアすること
- - Individual:企業中心ではなく個人を重視
- - Flexible:柔軟な思考で新しい発想を
- - Innovation:常に革新を追求
- - Borderless:あらゆる境界を超えた展開
未来へ向けて
カタリストの取り組みは、新しい価値を創出するための挑戦です。オープンデータを活用することで、個人や企業だけでなく、社会全体の持続的な成長を支援していくことが期待されています。今後、カタリストがどのように新たな事業を展開し、社会の変革に寄与していくのか、引き続き注目が必要です。