新防災用品「Ready1st」
2020-10-05 16:50:01

感染症対策も考慮された新しい防災用品「Ready1st」登場

新たな時代に求められる防災スタイル



近年の災害やパンデミックにより、私たちの生活様式は根本から変わりました。特にコロナ禍においては、新たな避難生活のニーズが高まる中、医療機器メーカーの視点を活かした防災用品「Ready1st(レディファースト)」が登場しました。この製品は、避難所での感染防止を重視し、災害時における快適さと安全を提供するために開発されています。

開発の背景



災害時に避難所で生活する際、感染症のリスクが増加することが問題視されています。特に、多くの人が同じ空間で生活する避難所では、混雑による感染拡大が懸念されます。そのため、避難所環境の見直しと感染拡大防止策が不可欠です。「Ready1st」は、医療機器やヘルスケア関連のプロフェッショナルとしての経験を基に、快適で安全な避難生活を送るために設計されています。

製品内容



「Ready1st」には、以下の3つの主要アイテムがセットになっています。

1. ワンタッチテント



このテントは、女性でも簡単に設置が可能で、様々なニーズに応える工夫が施されています。授乳スペースや感染者隔離のためのプライベート空間を提供し、開放感を保ちながらも個人のプライバシーを守ります。特に、フラップ窓が付いていて換気しやすく、内部の安否確認も容易です。

また、サイズも一人用と二人用があり、手軽に使用できる点が評価されております。さらに、コンパクトに収納できるため、避難所の運営にとっても効率的です。

2. 自動膨張式マット



このマットは、バルブをひねるだけで自動的に膨張するため、力の弱い方でも簡単に使用できます。約5㎝の厚みを持ち、クッション性にも優れています。マット自体が繰り返し使いやすく、経済的な面でも配慮されています。

3. セーフティーボックス



日用品や貴重品を安全に保管できる鍵付きボックスです。このボックスは、テントに施錠できるため、仮眠を取ったり場所を離れたりする際も安心です。盗難防止のための施策としても機能し、避難生活をより安心して送るための重要アイテムです。

価格について



1人用セット:20,000円(税抜)
2人用セット:30,000円(税抜)

宇治市への寄贈



2020年には京都府宇治市にReady1stの災害対策用品一式を寄贈しました。宇治市の山本市長からは、特に発熱者の隔離に役立てられるユニットとしての評価をいただき、今後もシースターは必要とされる地域への寄贈を続けていく意向を示しています。

最後に



「Ready1st」は、医療機器メーカーとしての豊富な経験を基に、災害時にも配慮した安心の防災用品として位置付けられています。新しい時代にふさわしい、快適で安全な避難生活の実現を目指すこの取り組みは、多くの人々にとっての安心材料となるでしょう。詳細は公式サイトで確認できます。

会社情報

会社名
シースター株式会社
住所
東京都港区港南1丁目2番70号品川シーズンテラス 21階
電話番号
03-6711-5500

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