NECレッドロケッツ川崎とAIが切り拓く新たなファン体験
2026年3月29日、神奈川県川崎市にある東急ドレッセとどろきアリーナで行われたNECレッドロケッツ川崎のホーム最終戦において、注目のイベントが実施された。この試合は、女子バレーボールチームNECレッドロケッツ川崎がレギュラーシーズンの優勝を決定した記念すべき一戦であり、チームは観客の熱気を背に受けながら有終の美を飾った。
この試合では、米国シリコンバレーのスタートアップ企業Zooly.aiが開発した「PhotoBomb」というAIツーショット動画生成サービスが導入され、日本初となるファン体験の実証実験(PoC)が行われた。参加者は、会場内に設置されたQRコードを通じてセルフィーを撮影・アップロードするだけで、日本代表選手である佐藤淑乃選手とのAIツーショット動画を手に入れることができるというものだ。この試みには、3,062名のうち約20%、555名のファンが参加し、その盛況ぶりは大きな話題を呼んだ。
魅力あふれる佐藤淑乃選手
佐藤淑乃選手は、2001年生まれで千葉県出身の若手スター選手。彼女のポジションはアウトサイドヒッターで、敬愛学園高校を経て筑波大学、そして現在はNECレッドロケッツ川崎に所属している。今シーズン終了後にはイタリアのセリエAにあるヴェロバレー・ミラノに移籍予定であり、選手生命の新たなステージへと踏み出そうとしている。
AI技術を使った画期的なサービス
今回の実証実験を通じて、Zooly.aiはファンとの新しい接点を創出し、顧客データを取得する新たなマーケティング手法を提示した。CEOのジョナサン・グリフィット氏は、「PhotoBombはファン体験を進化させるAIです。私たちは、企業とファンとの関係をより深くするためのツールを提供していく」と語る。このように、Zooly.aiは今後、日本企業との連携を深めていく意向を表明しており、その技術が日本市場で実用化されたことを自負している。
NECレッドロケッツ川崎の存在感
NECレッドロケッツ川崎は1978年に創部され、長い歴史の中で多くの受賞経験を持つ女子バレーボールチーム。それだけでなく、地域との繋がりを重視し、ファンとの交流にも努めている。チームはスピードと戦術が結集したプレースタイルで、国内外で確固たる地位を築いている。
このような背景もあり、AI技術とのコラボレーションは必然的な流れとも言えるだろう。今回のPoCでは、全てのシステムが100%稼働しており、肖像権や知的財産についてもチームと選手から正式に許可を得た上で実施されている。
今後も両者の取り組みがどのように発展していくのか、ファンの期待が高まる中で、その進化にぜひ注目してほしい。AIを活用した新しいファンエンゲージメントの形は、今後のスポーツ界においても新たなトレンドとなっていくことでしょう。
会社概要
- - 社名: Zooly.ai (Free Royalties, Inc.)
- - 本社所在地: 米カリフォルニア州シリコンバレー
- - 設立: 2024年
- - 代表者: Co-Founder & CEO, Jonathan Griffitt
- - 事業内容: AI技術を活用したファンエンゲージメントサービスの提供
- - 公式サイト: Zooly.ai
この試みは、NECレッドロケッツ川崎独自の取り組みとZooly.aiの最先端技術が融合し、新たな形のファン体験を生み出した素晴らしい例と言える。今後の動向に注目が集まる。