沖縄で最大1億円投資！学生向け実践型ビジネススクール『VABS』開催

沖縄県は、有効求人倍率が全国最低水準にあり、学生の就職活動は厳しい状況が続いています。特に、県外への就職を希望する学生は、交通費や宿泊費などの負担が大きく、雇用のミスマッチも発生しています。

こうした状況を打破するため、起業家支援プログラム『VABS』が沖縄県で初めて開催されました。このプログラムは、起業家精神を持つ沖縄の学生を育成し、最大1億円もの投資を行うことで、彼らのビジネスアイデアを実現するための強力なサポート体制を提供することを目的としています。

VABSとは？

VABS（ブイアブス）は、実践的なビジネススキルを習得できる、革新的なインターンシッププログラムです。現役経営者による講義やケーススタディを通して、マーケティング、会計、経営戦略、リーダーシップなど、ビジネス社会で成功するために必要な知識とスキルを学ぶことができます。

さらに、優秀なビジネスモデルを構築した参加者には、最大1億円もの投資が行われ、起業から経営までを包括的に支援します。これは、単なるビジネス講座ではなく、将来の起業家を育成し、日本のベンチャー力を強化するための、強力な支援プログラムと言えるでしょう。

3日間の集中プログラム

2015年2月27日から3月1日にかけて開催されたVABS沖縄3DAYSでは、3日間にわたる集中プログラムが実施されました。プログラムは、起業家講演、1分間ピッチ、チーム編成、ビジネスモデル構築、メンターによるアドバイス、最終プレゼンテーションなど、実践的な内容で構成されています。

参加者は、各自のビジネスアイデアをブラッシュアップし、チームで協力しながらビジネスモデルを構築。最終日には、審査員の前で最終プレゼンテーションを行い、その成果を発表しました。