シダックスの災害支援
2025-02-05 12:51:39
シダックス、むつ市と災害支援協定を締結し地域貢献を推進
シダックス、むつ市との新たな協定を締結
2025年1月31日に、シダックスグループが青森県むつ市との間で「災害時における支援協力に関する協定」を締結しました。これは、自治体と災害協定を締結する22件目となり、全国初の試みとして注目を浴びています。
むつ市の特徴
むつ市は、津軽海峡、平舘海峡、陸奥湾に囲まれた自然豊かな町であり、下北半島の本州最北端に位置しています。市の大部分は下北半島国定公園に指定されており、恵み豊かな自然環境が広がっています。市内には複数の放課後児童クラブ(「なかよし会」と呼ばれる)があり、シダックスは2022年4月からこの運営を受託しています。
提携の背景と意義
この協定の主な目的は、災害時に避難を余儀なくされる子どもたちの心身のストレスを軽減することです。具体的には、避難所として使用される市内の小学校の放課後児童クラブの教室を開放し、子どもたちが遊ぶ場を提供することにあります。この活動は、SDHが自ら提案し実現したものであり、放課後児童クラブを利用して災害協定を締結するのは全国初の試みです。
過去の支援活動
SDHは、過去にも様々な災害支援活動を実施してきた実績があります。例えば、2024年1月に発生した令和6年能登半島地震の際には、全国からスタッフを派遣し、受託運営する道の駅で炊き出し支援を行いました。また、グループ内の他の事業会社と連携して物資の輸送も実施するなど、被災者の支援にも取り組んでいます。
今後の展望
今回の協定締結を通じて、SDHはむつ市とさらなる地域連携を図るとともに、地域の社会課題の解決に貢献することを目指しています。災害時における支援体制を強化し、地域の子どもたちの心身の健康を守るための新たな取り組みが開始されることに期待が寄せられます。
シダックスが培ってきたノウハウと経験を活かし、むつ市のためにどのような支援ができるか、今後の活動が注目されるところです。地域と共に支え合い、未来を見据えた社会づくりを進めていくシダックスグループの姿勢に、これからも目が離せません。
会社情報
- 会社名
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シダックス株式会社
- 住所
- 電話番号
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