未来の食と健康を探る公開市民講演会が京都で開催

2023年8月28日、京都大学にて「人・社会・地球の健康を実現する未来の食」をテーマにした公開市民講演会が行われます。このイベントには、著名な京料理の専門家である草喰なかひがしの代表、中東久雄氏が登壇し、最新の食文化や環境問題に関する見解を共有します。

近年、地球環境や社会情勢の変化に伴い、人々の食の選択肢はますます多様化しています。講演会では、未来の食を形作るための基盤となる考え方や、それに関連する科学、文化、自然の観点からのアプローチについて探求します。

開催概要
日時: 2023年8月28日（月）13:30～15:30（12:45開場）
場所: 京都大学益川ホール
参加費: 無料
定員: 現地150名、オンライン500名
主催: 一般財団法人バイオインダストリー協会 Food Bio Plus研究会

イベントでは、京都大学名誉教授であり和食文化国民会議会長の伏木亨氏、京都大学の小川順教授も登壇し、食に関する多角的な視点を提供します。また、参加者は現地だけでなく、オンラインでも講演を視聴できる機会があります。

中東久雄氏について
中東久雄氏は、草喰なかひがしの代表として、京都洛北の料理旅館「美山荘」での経歴を重ね、97年には銀閣寺近くに自身の店をオープンしました。彼の料理は、山野草の恵みを最大限に生かし、地元の自然を取り入れた思想に基づいています。2016年には京都和食文化賞、2022年には農水省の「料理マスターズ」ゴールド賞を受賞しています。

参加申し込み方法
参加を希望される方は、専用の申し込みフォームから登録を行ってください。この講演会は、食の未来とそれが私たちの健康に与える影響について考える貴重な機会です。

食の選択肢の多様化が進む現代において、私たち一人ひとりがどのように食を選び、未来にどのように活用していくかを考えるこの講演会は、多くの人々にとっての道しるべとなることでしょう。ぜひ、この機会を通じて新しい知見とインスピレーションを得てください。