ファッション相談アプリ『coordimate』が出向起業補助金に採択！新たな試着体験を目指す意気込み

株式会社coordimateが注目の出向起業補助金を獲得

ファッションに特化した相談アプリ『coordimate（コーディメイト）』を手掛ける株式会社coordimateが、令和６年度の経済産業省「出向起業補助金事業」に採択されたことが発表されました。このプロジェクトは、NTTドコモグループが後援する新規事業創出プログラム「docomo STARTUP™」を通じて生まれたものです。今後、スタートアップの枠を超え、多くの男性・女性のファッションライフを支えることが期待されています。

経済産業省が進める出向起業補助金の意義

経済産業省が実施する「大企業等人材による新規事業創造促進事業」では、大企業の社員が在職のままで外部資金調達や自身の資産を投資し、中小企業に出向し新たな事業を創造することを支援しています。この施策は、従来のモデルでは difficile（困難）だった新規事業の発展を促すことで、日本の経済の活性化を図る狙いがあります。

coordimateのビジョンとビジネスモデル

『coordimate』アプリでは、ユーザーが自身のファッションを投稿すると、ファッションに敏感な一般の男女「mate（メイト）」から即座にリアクションやアドバイスを受け取ることができます。これにより、最短30秒でフィードバックを得ることが可能です。さらには、B向けには試着体験をデジタル化する試着DXソリューションも展開。これまでの試着体験を変革しようとしています。

今年度の採択事業では、長年変わらない試着のプロセスをアップデートし、消費者により良い体験を提供することが目標です。日本では20歳から34歳の男女が年間20億回以上試着を行っていますが、この貴重なデータを効果的に活用し、購買意欲を向上させるための施策を講じていきます。

顧客に寄り添った新たな試着体験の実現

株式会社coordimateは、ファッションの試着室での体験を革新するため、商業施設やアパレル企業と連携し、衣服やアクセサリーのデータを収集します。これにより、試着を経験した消費者の購買率が平均65%に達することを目指し、逆に試着を避けた場合の購買率が平均10%である現状を打破しようとしています。

特に、試着室での「自分には似合っているのかわからないが、店員に相談するのは恥ずかしい」といった消費者の心理に着目し、非対面でのサポートを重視していく方針です。これにより、誰もが気軽に自分のファッションに関する意見を聞ける場所を創出し、ファッションの悩みや疑問を解消できるような環境を整えていきます。

未来へ向けた挑戦

株式会社coordimateは、「この服アリ？ナシ？」という疑問を気軽に質問できる安心の場を提供し、ファッションに対する挑戦を支援しています。服装に関する失敗を事前に経験することで、消費者はより自信を持って本番に臨むことができるようになります。

このような取り組みを進めることで、これからのファッションの在り方を変えていくことを目指し、業界全体に新たな風を吹き込む存在であり続けるでしょう。coordimateは、100年間変わらなかった試着体験の改革に挑戦し、ファッション相談を日常的に楽しめる文化を根付かせることで、世界中で最も安心して失敗できる場所を創造することを目指しています。