世界初のリンゴ摘果を用いた新しいシードル「TEKIKAKA CIDRE」の登場

青森県弘前市から新たな飲料が誕生します。もりやま園は、リンゴの摘果を活用したシードル「TEKIKAKA CIDRE」を2023年2月1日から販売開始します。このシードルは、成長産業としてのリンゴ農業の変革を推進し、高品質な製品作りを目指したビジネスモデルに基づいています。特に注目すべきは、摘果された未熟なリンゴに高濃度のリンゴポリフェノールが含まれている点です。調査によれば、TEKIKAKA CIDREにはりんご6個分に相当するポリフェノールが含まれ、独特の風味と爽快感が楽しめます。さらに、このシードルは農林水産省の「産地パワーアップ事業」を活用しており、自社の醸造工場を持つことで本格的なシードルの製造が可能となったことも大きな特徴です。もりやま園の代表、森山聡彦氏は、摘果を利用したシードル製造に取り組み始めて5年目であり、多くの方々の協力を得て今に至ったと感謝の意を表しています。今後、もりやま園ではIoTを活用した農作業の最適化や他の食品事業にも取り組む考えであり、その過程で地域活性化にも貢献していく予定です。このように、TEKIKAKA CIDREは単なる飲み物ではなく、農業の側面から生まれた新たな価値を持つ商品と言えます。テキカカシードルの特徴を謳歌するこの商品は、リンゴの新しい可能性を象徴するものであり、飲むことを通じてリンゴ農業の未来を感じることができるかもしれません。