新たな価値を見出す「Trace of Water-水の痕跡-」展
2024年10月18日から10月27日までの期間、東京都千代田区の日比谷OKUROJIにて、アクアクララ株式会社とデザインラボHONOKAが共同で開催する展示会『Trace of Water-水の痕跡-』が注目を集めています。このプロジェクトは、ウォーターサーバー用リターナブルボトルの素材としての新たな可能性を探求し、環境意識の高まりとともに進化するボトルの役割に焦点を当てています。
リターナブルボトルの進化
水は私たちの生活になくてはならない存在であり、その水を守り、運搬するためのボトルも重要な位置を占めています。アクアクララのリターナブルボトルは、これまでも環境に優しく繰り返し利用されてきましたが、今回のプロジェクトではその更新や美しさに新たな視点を加えています。
展示会では、HONOKAによるリサーチと実験を通じて進化したポリカーボネート製のボトルが、これまでにない形で紹介されます。美しく色づけられたボトルの魅力や、強靭さが存分に引き出され、単なる容器を超えた存在として再認識されています。
アップサイクルの魅力
最も注目すべき点の一つは、アップサイクルのプロセスです。HONOKAは、リターナブルボトルの素材や特性を生かし、新たな価値を創出することを目指しています。ボトルの美しい色彩、樹脂の吸湿性、そして強度を通じて、持続可能な社会を実現するための新しい建材やプロダクトのデザインに力を入れています。
さらに、展示会ではスツール、ペンダントライト、花器などのプロダクトが披露され、リターナブルボトルの素材がさまざまな形での再利用の可能性を探求する場となります。
トークイベントの開催
展示期間中の10月26日には、トークイベントが予定されています。アクアクララの藤尾伸弘氏とHONOKAのデザインチームから6名のメンバーが登壇し、プロジェクトの開発過程やその意義について語ります。参加者はトークセッション後のレセプションでの交流も楽しむことができます。
持続可能な未来へ向けて
アクアクララは、環境に配慮した製品作りを進める中で、使用期限が過ぎたボトルの適切なリサイクルを目指しています。リターナブルボトルを活用し、その後は塗る建材として再利用する方法にも挑戦中です。これにより、ウォーターボトルは形を変えて長期的に環境に貢献することが期待されています。
「Trace of Water-水の痕跡-」展は、現代社会における水の役割と持続可能性の重要性を表現する場として、多くの来場者に新しい視点を提供することでしょう。展示会を訪れ、環境問題に対する意識を高める良い機会になるのではないでしょうか。詳細な情報は公式サイトを参照ください。
詳細情報
- - 開催日時: 2024年10月18日(金)〜10月27日(日) 11:00〜20:00
- - 開催場所: 日比谷OKUROJI H-05 東京都千代田区内幸町1-7-1
- - 公式サイト: traceofwater.com
この展示会は、過去と未来を結びつける重要なプロジェクトです。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。