アートとビジネスの融合
2019-03-27 09:00:22
日本初のアートキュレーションサイト「ARTOMIC」が新たなステージを提供
日本初のアートキュレーション型データベース「ARTOMIC」が誕生
東京都中野区の株式会社tremoloが4月7日に、国内初のキュレーション型アーティストデータベース『ARTOMIC』をリリースしました。このサービスは、アーティスト情報の可視化と企業とのプロジェクトマッチングを促進することを目的としています。
日本におけるアート市場の課題
日本のアート市場は、世界市場の約2400億円に対し、約7兆円規模の未成熟さを抱えています。この現状に対して、アート思考の重要性やアートテックの発展が注目されており、ビジネスシーンにおけるアートの役割がますます大きくなっています。アーティストにとっても活動の場が拡大しつつある中で、企業とアーティストの連携が新たな価値を創出する可能性が高まっています。
企業が抱える創造的課題
企業は情報爆発時代の中で、自社ブランドの差別化や新しいアイデアを求めています。このニーズに応えるためには、イノベーティブな発想を持った人材とのつながりが不可欠です。しかし、従来のビジネスモデルでは、アーティストと企業のコラボレーションが難しいという問題も存在しました。そこで、ARTOMICという新たなプラットフォームの登場が期待されているのです。
ARTOMICが実現するサービス
ARTOMICでは、企業が自社に合ったアーティストを検索しやすい環境を提供します。具体的には、アーティストのプロフィールや作品、関連イベントを網羅的に検索する機能や、テーマ別にアーティストをキュレーションする機能を備えています。これにより、企業は多様なアプローチからアーティストとの新たなプロジェクトを生み出すことが可能となります。
主な機能
1. アーティストプロフィールの検索: 厳選されたアーティストの情報を簡単に探すことができます。
2. 動画コンテンツの提供: アーティストの思想やコンセプトを表現したプロモーションビデオを視聴可能。
3. テーマ別検索機能: 社会課題への取り組みなど、多面的な視点でアーティストを見つけることができます。
4. インフルエンサーとしての活用: アーティストのソーシャルパワーを可視化し、コラボレーションの可能性を広げます。
5. オープンイノベーション機能: 企業がアーティストにコラボレーション提案を行うことができます。
6. プレミアム機能: 限定イベントやプロジェクトに参加可能な機会を提供。
今後、これらの機能は徐々に実装される予定で、企業とアーティストが自由に交流できる場として機能することが期待されます。
クリエイターとアーティストの新たな協業
ARTOMICに掲載されるアーティストたちは、その実績や作品において高く評価されています。たとえば、現代日本画家の大竹寛子氏や、日本書家の真澪氏など、様々な分野で活動するアーティストが名を連ねています。彼らの活躍によって、アートとビジネスの架け橋がさらに強固なものになるでしょう。
今後の展望
今後、ARTOMICでは国内アーティストの展開に続き、海外アーティストとのコラボレーションを視野に入れたプラットフォームへと進化させていく計画です。これにより、より多様なアーティストが参加できる環境が整い、アート市場のさらなる活性化が期待されています。
会社概要
株式会社tremoloは「アートにイタズラを」をビジョンに掲げる、アートとビジネスを融合させる会社です。アート、広告、ITなど多数の領域で実績を持つメンバーが集まり、総合的なプロジェクトプロデュースを行っています。理論に基づいた自由な発想や独創性を大切にする企業文化が、ARTOMICの成功を後押しすることでしょう。
新たなアートとビジネスの関係性を築くARTOMICの今後に、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社tremolo
- 住所
- 東京都中野区大和町4-39-12101
- 電話番号
-