日本橋三越本店で『2025-2026 酒器展』開催
2025年12月24日から2026年1月5日まで、日本橋三越本店本館6階の美術特選画廊で、『2025-2026 酒器展』が開催されます。このイベントは年末の恒例行事であり、毎年多くのお客様から好評を得ています。
今年はなんと約130名の作家が集結し、独自の技法や表現を駆使した酒器を展示します。中には人間国宝と呼ばれる重要無形文化財保持者の作品も見られる貴重な機会です。
入場は初日となる12月24日(水)に制限がかけられるため、事前に入場制限の抽選に申し込む必要があります。また、一部の作品は抽選販売として提供されるので、詳細は特設サイトをチェックすることが推奨されます。
アートとして楽しむ酒器
展示会の見所は、約400点の作品が並ぶことでしょう。酒器という日常に使用する器が、まさにアートとして展示されている姿は圧巻です。作品は飾っても良し、実際に使用してお酒を楽しむこともできるという点が大きな魅力です。
特に印象的なのは、酒井智也の『ReCollection Cup』や、AOIの『チクッと杯×ectoplasm』、水元かよこの『一角獣』など、各作家の独自の世界観を持つ作品です。
自分好みの「推し色」を見つける
さらには、金田萌永や増原嘉央理の作品が生み出す色彩にも注目です。九谷焼や備前焼など、日本の伝統工芸の普及も兼ねて、それぞれの作家が持つ「色」に出会える特別な場となっています。色彩の美しさや技法の多様性を実感できる機会は、この酒器展ならではの体験です。
「マイサイズで呑む」体験
さらに、酒器展では「マイサイズで呑む」をテーマに、それぞれの好みに合った酒器を探すこともできます。中井波花の『till ぐい吞み』や安田直子の『金魚文ぐい呑』など、機能性と美しさを兼ね備えた作品も勢揃いします。この機会に、初めてアートを手にする人も多いでしょう。
三越美術の伝統
日本橋三越本店の美術部は1907年に設立され、美術品に触れる機会を提供してきました。文化の発展だけでなく、アート市場においても作家と客を結ぶ重要な役割を担っています。今後もその活動を続け、さらなる芸術的価値の創出に努めていく所存です。
終わりに
『2025-2026 酒器展』は、自分だけのアート作品を見つける絶好のチャンスです。酒器に込められたそれぞれの物語を楽しみながら、ぜひお越しください。入場制限や抽選販売の詳細は特設サイトでご確認を!