街を映画館に変える！「第30回キネコ国際映画祭」が開催される二子玉川

子どもたちと一緒に楽しむ映画祭の到来

毎年11月に開催される「キネコ国際映画祭」が、今年で30回目を迎えます。この素晴らしい映画祭は、1992年に創設されて以来、子どもから大人まで楽しめる様々な映画を提供してきました。2023年は11月1日（水）から6日（月）まで、二子玉川ライズや玉川髙島屋S・Cなどの街全体が映画館となり、数多くの作品が上映されます。手軽に楽しめる映画はもちろん、教育的な要素のある映画体験も提供され、参加者は映画を通じて多くのことを学ぶことができます。

30周年のテーマは「PLAY and PRAY for peace」

今回の映画祭のテーマは「PLAY and PRAY for peace 〜遊ぼう。平和の祈りを込めて。〜」です。このテーマの下、子どもたちの年齢に応じたプログラムが用意され、映画を通じたいろいろな感情やメッセージを体験できる内容が盛り込まれています。また、社会問題への理解を深めるための映画もセレクトされており、観る人に新たな視点を与える機会となるでしょう。

アートディレクターには、日本を代表するクリエイター森本千絵さんが就任。彼女は30周年のメインロゴや会場装飾、衣装デザインなどを手掛け、より統一感のあるイベントを目指しています。森本さんは、自身の娘と共にキネコ国際映画祭を楽しんできた経験を踏まえ、この映画祭のワクワクする雰囲気をより多くの人々に伝えたいと語っています。

子どもから大人まで楽しめるコンテンツが充実

今年の映画祭では、全世界から60作品が集まり、さまざまなテーマバックグラウンドを持つ作品が上映されます。特に注目すべきは、1歳から6歳を対象にしたコンペティション上映です。「生き方って、自由だ。」をテーマにしたティーンズ向けプログラムも充実しており、大人にも深い学びがあることでしょう。

『ライブシネマ』という仕組みも導入され、海外映画の一部では声優たちの生吹き替えが行われます。これにより、字幕を読むことが難しい小さな子どもたちが安心して映画を楽しむことが可能です。

【上映会場の紹介】

- 二子玉川ライズスタジオ＆ホールでは、小さな子どもたち向けの音楽や動きが楽しい短編映画が上映されます。
- 玉川髙島屋S・C アレーナホールでは特別プログラムや子どもたちのためのワークショップが開催され、楽しいミニショーもあります。
- 109シネマズ二子玉川では、名作「ジュラシック・パーク」の記念上映や、社会問題に関する作品などが上映されます。

野外上映も楽しめる

さらに、多摩川での野外上映イベント『ミズベリングシアター』では、開放感あふれる環境の中で上映が行われ、有名映画作品も複数ラインナップされています。ペットを連れて絵画鑑賞できるエリアも用意されており、誰でも楽しめる仕掛けがたくさん詰まっています。

親子で学び合うワークショップと特別イベント

また、親子で一緒に学べるイベントやワークショップも豊富に取り揃え。アート講師による体験型ワークショップや、映画教育に関するディスカッションイベントが行われ、子どもから大人まで楽しめます。特に今年は、チェコフェスティバルとのコラボレーションイベントも開催され、国際文化交流の場を提供します。

キネコ国際映画祭は、単なる映画上映の枠を超え、町全体が映画の舞台となる一大イベントです。映画を通じて新たな体験を求める皆様の参加をお待ちしています。