しんきん復興支援育英ファンドが義援金を寄附した事情とは

公募投資信託「しんきん復興支援育英ファンド(愛称:こどもの未来)」が、東日本大震災の被災者支援の一環として、義援金を寄附しました。この寄附は、震災により親を失った子どもたちをサポートするためのものであり、義援金はあしなが育英会が運営する「あしなが東日本大地震・津波遺児募金」に提供されています。

第1回目の寄附は、2012年1月26日に行われ、金額は4,649,582円。これは、2011年7月26日から2012年1月25日までの期間におけるファンドの日々の純資産総額に対して、年率0.225%に相当する額が算出されました。

このファンドは、投資信託の運用管理費用(信託報酬)の一部を利用して、一定期間ごとに義援金を寄附する仕組みを採用しており、今回の寄附はその一環です。特に、震災で大きな影響を受けた東北地域の子どもたちへの支援が強く求められる中、このような取り組みが重要であるとされています。

さらに、義援金の寄附先であるあしなが育英会は、事故や震災で親を亡くした子どもたちに奨学金を提供するなど、数多くの支援活動を行っている団体です。この活動を通じて、未来を担う子どもたちがより良い環境で学び成長できるよう、企業や個人からの寄附を募っているのです。

また、今回の寄附金は、32の信用金庫を通じて行われています。具体的には、鶴岡信用金庫、新庄信用金庫、杜の都信用金庫、福島信用金庫などが参加しており、それぞれの金融機関が地域社会に寄与する重要な役割を果たしています。このような地域密着型の取り組みは、信用金庫の特性を大いに活用した活動とも言えるでしょう。

しんきん投信は、これからもこのような支援活動を継続し、地域社会に貢献する企業としての役割を果たしていく考えを示しています。震災当時の痛ましい状況を忘れず、今もなおその影響を受けている子どもたちへの支援は、これからの日本にとっても重要なテーマです。自分たちのできる範囲で、支援に参加することが、未来のための大切な一歩となります。

このような取り組みや、地域の子どもたちの未来を考える活動は、社会全体の関心が高まることを期待したいですね。私たち一人ひとりができることは多く無いかもしれませんが、皆で協力して支援を行っていくことは、とても大切です。地域の未来を支えるためにも、こうした慈善活動を今後も注視していく必要があります。これからの寄附活動にも期待が高まります。

会社情報

会社名
しんきんアセットマネジメント投信株式会社
住所
東京都中央区京橋3丁目8番1号
電話番号
03-5524-8161

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