Yahoo! JAPANが新たに教育分野でのデータ活用を支援
最近、データを用いた問題解決能力を持つ「データ人材」の重要性が高まっています。特に大学では、データサイエンス関連の教育を強化し、文系や理系を問わず一般教養としてデータサイエンスを必修化する動きが広まってきています。このような背景を受けて、Yahoo! JAPANは教育機関向けの新プラン「DS.INSIGHT for Academy」を launchedしました。
「DS.INSIGHT for Academy」の特徴
「DS.INSIGHT」は、検索データや人流データを活用したデスクリサーチツールで、データ分析の専門知識がない方でも簡単に様々な分析ができることが特長です。これまで多くの企業や自治体で商品開発、マーケティング、シティセールスなどに活用されてきました。
今回の新プランでは、企業向けの価格の約半額で利用できるようになり、教員の指導のもと、授業や研究目的での活用が可能となります。なお、提供されるデータは統計化されたものであり、個人が特定される情報は含まれていません。この点は特にプライバシー保護の観点から重要です。
大正大学での活用事例
大正大学では、2020年から一部の学部・授業で「DS.INSIGHT」を活用しており、教員や学生からは「データ分析の滋養知識がなくても直感的に利用できる」といった声や、社会の関心や行動を測る指標として役立っているとの高評価を得ています。実際の活用事例については、
こちらのリンクから確認することができます。
今後の展望
Yahoo! JAPANは、今後もプライバシー保護を最優先しながら、ビッグデータを活用して日本中をデータドリブン化する活動を進めていく方針です。私たちの生活が情報技術によってより豊かに、便利になることが期待されています。
「DS.INSIGHT for Academy」は、教育機関におけるデータサイエンス教育をサポートし、次世代のデータ人材育成に寄与する重要な一歩です。