障害者雇用の未来
2024-10-01 18:49:53

障害者雇用の未来を切り拓く新たなデータベースと好事例集

障害者雇用の未来を切り拓くデータベースと好事例集



一般社団法人日本障害者雇用促進事業者協会(通称:促進協)は、今回新たに障害者雇用促進の第一歩として、データベースや好事例集を発表しました。この取り組みが、障害者雇用の環境を一層整える手助けになると期待されています。

データベースの概要



促進協は2023年10月に設立され、現在は18法人が加盟しています。この団体は、サテライトサービスを通じて、障害者雇用に関する様々なデータを集めました。サテライトサービスにはサテライトオフィスやサテライト農園が含まれ、企業数や就労人数、就労場所などを詳細にまとめて公開しています。

1. 利用企業数: 633社が障害者雇用促進のためのサテライトサービスを利用中。
2. 就労場所数: サテライトサービスにより運営されている就労場所は80拠点。
- サテライトオフィス: 33拠点(41%)
- サテライト農園: 40拠点(50%)
- その他の活動: にんにくやコーヒーの栽培・加工販売などが7拠点(9%)で行われている。
3. 就労者数: 現在、3,885人の障害者がサテライトサービスを通じて就労中。
- 身体障害者: 591人(15%)
- 知的障害者: 841人(22%)
- 精神障害者: 2,393人(62%)
- その他: 60人(1%)

好事例集の背景



促進協は、障害者雇用促進事業が企業と障害者の双方にどのような価値をもたらしているかを明らかにするため、好事例集を作成しました。これは、そして、企業が障害者雇用を進める上でのヒントを提供することを目的としています。

好事例は以下の5つのカテゴリーに分けられています。
1. 働く場所の拡大: 既存の障害者雇用企業が新たな働き方を模索できた事例。
2. 福祉的就労から一般就労への転換: 福祉的就労から一般企業に転職した事例。
3. 専門支援による定着: 専門知識を持った支援員による、障害者の定着支援事例。
4. きっかけづくり: サテライトオフィスの利用を通じて、自社の取り組みに発展した企業の例。
5. スキルアップ・キャリアアップ: 障害者のキャリア形成を助ける事例。

助け合いのコミュニティ展望



促進協は、これらのデータベースや好事例を通じて、障害者雇用の促進に取り組む企業を支援し続ける意向です。今後も、継続的に調査を行い、より多くの成功事例を収集し、社会に発信していく考えです。

また、協会への新規入会も積極的に受け付けています。障害者雇用に関心を持つ法人や個人は、ぜひこの機会に加入を検討してみてください。入会希望の方は、下記の連絡先までお問い合わせください。

お問い合わせ先は東京都三鷹市に位置し、詳細は公式サイトを通じて確認できます。障害者雇用を推進するため、あなたの支援を歓迎いたします。

まとめ



障害者雇用は、社会全体が取り組むべき重要な課題です。促進協はこれを実現するために、データと具体的な事例をもとに、今後もさらなる活動を続けていきます。この取り組みが、障害者雇用の新たな道を切り開くきっかけとなることを願っています。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本障害者雇用促進事業者協会
住所
東京都三鷹市上連雀1-12-17 三鷹ビジネスパーク1号館3F
電話番号

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