女性のSTEAM教育
2024-10-11 21:29:49

資生堂が推進する女性のSTEAM教育の重要性とその未来とは

資生堂が推進する女性のSTEAM教育の重要性とその未来とは



教育は一人ひとりの可能性を引き出すカギです。この理念のもと、資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」が授与する「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」の受賞者に、株式会社steAmの代表取締役・中島さち子が選ばれました。彼女は、女性の潜在能力を開花させることを使命に、STEAM教育の普及に取り組んでいます。

中島は2017年に株式会社steAmを設立し、音楽と数学、さらに多角的な創造性を育むSTEAM教育の推進に尽力しています。彼女の活動は、国内外の機関と連携しながら、多様性を尊重し、創造性を開かれた形で育む土壌を作ることを目指しています。

「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」は、毎年STEAM分野での女性の活動を支援し、地域に貢献している女性を表彰するものです。この賞は、「教育を通じて女性の持つ可能性を引き出すことが、より良い社会の実現に繋がる」という信念から誕生しました。

中島さち子の活動とその影響



中島のビジョンは明確です。彼女は日本におけるSTEAM教育の普及だけでなく、2025年の大阪・関西万博に向けたテーマ事業のプロデューサーとしても活動しています。万博では「いのちを高める」というテーマのもと、五感を使った遊びや共創を通じて、より多くの人々が魅力を感じるプロジェクトが展開されます。これにより、地域や世代を超えたSTEAM教育のアプローチが可能になります。

さらに、中島は内閣府 STEM Girls Ambassadorとしても活動しており、理工系の分野で活躍する女性の重要性を広めることに力を入れています。このような支援を受けて、数多くの女性が理工系のキャリアを目指すきっかけを得ています。

日本におけるジェンダー平等の現状



雇用やキャリアの分野において、特にSTEMの領域では日本のジェンダー平等の達成率が低いという問題があります。世界経済フォーラムのレポートによれば、日本のジェンダー平等は146カ国中118位で、女性のSTEM卒業生の割合は僅か16%に過ぎません。この状況を変えるため、慢性的な障壁を取り除くことが中島の取り組みの中心です。

クレ・ド・ポー ボーテの寄与



クレ・ド・ポー ボーテは、女性の教育やエンパワーメントを支援する活動に早くから注力してきました。橋本美月氏は、受賞者中島との協働を通じ、社会におけるジェンダーギャップの縮小を目指していると語ります。教育を通じてケーススタディを行い、次世代を担う女性たちの支援を強化しています。

未来への展望



資生堂の活動や中島の努力は、教育を通じてより良い未来を築く鍵となることでしょう。女性が自己の可能性を最大限に発揮できる社会を目指して、STEAM教育の普及は欠かせません。これからの時代において、STEAM分野における男女平等はより強く推進されることが求められています。

「クレ・ド・ポー ボーテ」との連携を通じて、一人でも多くの女性が未来に希望を持って進んでいく環境が整うことを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社steAm
住所
東京都豊島区高田1丁目14番6号UNOビル
電話番号

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