高知龍馬空港に「WiFiBOX」が登場
2025年10月2日、高知龍馬空港に新たに設置された「WiFiBOX」が、多くの旅行者にとって便利な通信手段を提供し始めました。このセルフWi-Fiレンタルサービスは、特に海外からの観光客や日本国内からの旅行者にとって重宝されることでしょう。これにより、高知空港での通信環境は大きく向上し、訪れる人々の快適な旅をサポートします。
「WiFiBOX」の特長とは
「WiFiBOX」は、モバイルWi-Fiルーターを簡単にレンタルできる革新的なサービスです。利用者は、ボックスからルーターを引き抜くだけで、非接触でのレンタルが可能となり、事前予約も受け付けています。受取および返却が非接触で行えるため、空港での煩わしい手続きが不要です。さらに、Wi-Fiルーターには充電用ケーブルが装備されていて、旅先でもスマートフォンの充電ができるのも嬉しいポイントです。
レンタル料金は非常にリーズナブルで、1日840円(税込)というのも魅力。2022年には優れたデザインでグッドデザイン賞を受賞しており、見た目にも使い勝手にも配慮がされています。
高知空港と「WiFiBOX」の設置背景
高知空港は、羽田、伊丹、福岡など国内6路線、さらには台湾とのチャーター便も運航している重要な交通拠点です。高知市中心部からは車で約30分というアクセスの良さも相まって、観光やビジネスの利用が増加しています。1999年度から年間利用者数は約150万人を超え、訪れる外国人観光客も増加傾向にあります。
2027年春には新たな国際線ターミナルも設置される予定で、今後ますます多くの観光客が高知を訪れると期待されています。そのため「WiFiBOX」は韓国語や中国語を含む6言語に対応し、訪れる全ての人々のニーズに応える準備が整っています。
現在、高知市内のJR高知駅にある「COCOCHIコーヒー」でも「WiFiBOX」を利用できるため、旅行者は空港と駅の両方で受取・返却が容易に行えるようになっています。
今後の展開と利便性の向上
テレコムスクエアは、全国の主要空港や各駅、さらには観光案内所や商業施設等への「WiFiBOX」の展開を進める方針です。今後も多様な通信ニーズに応え、顧客の利便性向上を目指していくとのことです。加えて、2025年4月からはスマホ決済サービス「PayPay」でも利用できるようになるため、より多くの利用者にとって使いやすい環境が整えられます。
企業の背景と理念
「WiFiBOX」を展開する株式会社テレコムスクエアは、設立から30年にわたり、モバイル通信サービスのリーディングカンパニーとして、旅行者への安心で便利な通信環境の提供を追求しています。また、ハワイ・ホノルルでのシェアバイクサービスなど、旅行者がより自由で楽しい旅を実現するための新しい価値を提供し続けています。これからもテレコムスクエアは、グローバルな視点で旅行者に寄り添ったサービスを展開していくことでしょう。