名古屋刀剣博物館の特別展「天下三名槍」と講演会の開催
名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」で、2025年3月22日から6月1日までの期間中、特別展「天下三名槍」が開催されます。本展では、日本の歴史に名を刻む美しい槍、人気の「日本号」「御手杵」「蜻蛉切」の写しが展示される予定です。この展示を記念して、4月27日(日)には特別講演会「天下三名槍と写し制作プロジェクト」が行われます。
特別講演会の内容
この講演会では、著名な刀匠や歴史研究者が一堂に会します。登壇者には、写しを制作した無鑑査刀匠の上林恒平氏、刀身彫刻を担当した柳村宗寿氏、戦国史研究の第一人者として知られる小和田哲男氏が参加し、「天下三名槍」と写し制作プロジェクトの詳細について講演します。この貴重な機会に、彼らの技術や知識に直接触れることができるとは非常に興味深いです。
登壇者プロフィール
山形県で指定されている無形文化財保持者であり、現代刀匠の最高位である無鑑査刀匠です。文化庁からの作刀承認を受け、新作名刀展で高松宮賞などを受賞した実績があります。
彼は、特別展で展示される「日本号」「御手杵」「蜻蛉切」の写しを手がけます。
刀身彫刻の職人で、父の教えを受けながら技術を磨いてきました。新作名刀展でも数々の賞を受賞しています。今年の特別展では、「日本号」の写しに精巧な刀身彫刻を施しました。
岐阜関ケ原古戦場記念館の館長であり、戦国史研究において名高い専門家です。多くの著書を持ち、NHKの大河ドラマの時代考証を手がけた実績もあります。
講演会の詳細
- - 開催日時:2025年4月27日(日)10:30~12:30(開場:10:00)
- - 開催場所:東建ホール・丸の内(名古屋市中区丸の内2丁目1-33)
- - 参加費:無料(定員:先着380名、事前申込が必要)
- - 参加申し込み方法:
1.
Web申込:
こちらから申し込み
2.
電話申し込み:052-262-6000
3.
博物館への直接申し込み - 名古屋刀剣博物館のミュージアムショップで受付
なお、当日は事前申し込みが不要なLIVE配信も行われる予定です。詳細は後日発表されます。
特別展「天下三名槍」について
特別展「天下三名槍」は、名古屋刀剣博物館で開催され、名高い槍の写しが一堂に並ぶ貴重な機会です。これまでに5年間にわたって注力されたこのプロジェクトの成果が、一体どのようなものかぜひご覧ください。
名古屋の刀剣文化に触れる絶好のチャンスをお見逃しなく!
さらに詳細な情報や最新ニュースは、名古屋刀剣博物館の公式サイトをご覧ください。