株式会社ハイレゾが新たに発表した次世代GPUクラウドサービス
株式会社ハイレゾは、東京都新宿区を拠点に、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」を展開しています。このたび、同社は2つの新しいGPUクラウドサービスを発表し、年内のリリースを予定しています。その注目すべき特徴と可能性を詳しく見ていきましょう。
1. マルチノード型ハイエンドGPUクラスタ
最初の新サービスは、NVIDIAの最新GPU B200を搭載したマルチノード型ハイエンドGPUクラスタ(仮称)です。このサービスは、複数のハイエンドGPUサーバーを接続して、大規模な計算力を提供するものです。これまで株式会社ハイレゾが提供していた計算力は、サーバー単位に依存していました。しかし、クラスタ構成を採用することで、より大規模な開発が可能となり、特に生成AIや大規模言語モデル(LLM)の研究開発に最適な環境を整えることができます。
このサービスは、Slurmベースのジョブ投下型計算クラスタとして運用され、計算資源の利用効率を最大限に高めることが可能になります。利用者はポイント制を通じて、1分単位で計算力を借りることができ、購入したポイントは1年間有効で商用利用も可能です。
2. ダイナミックプライシング・可変分割型GPUサーバー
次に紹介する新サービスは、NVIDIA H200の時間貸しや枚数貸しを可能とする可変分割型GPUサーバー(仮称)です。このサービスでは、利用者は1分や1枚からGPUの計算力を貸し出すことができる点が大きな特徴です。これにより、GPU利用の制約が大幅に緩和され、多様なユースケースに応じた柔軟なサービスが期待されます。
また、このサービスはダッチオークション型のダイナミックプライシングを採用しており、需要の変動に応じて、業界最安級の価格でGPUサーバーを提供する仕組みが整っています。この取り組みにより、より多くの企業や研究機関がGPUの計算力を利用しやすくなるでしょう。
ハイレゾの目指すもの
今回発表された新サービスにより、ハイレゾは大規模開発と多様なユースケースに対応できる柔軟な環境を提供することを目指しています。これによって、計算力の利用が身近なものになり、さらなる社会全体のイノベーションを加速させることが期待されます。
新しいサービスの正式リリースは、2023年11月以降に予定されています。興味がある方は、株式会社ハイレゾのGPU事業本部に問い合わせることで、詳細情報を得ることができます。ましてや、同社の「GPUSOROBAN」は、画像生成AIやLLMなどの計算処理を高速化し、多くの業界で利用されています。
株式会社ハイレゾの背景
ハイレゾは、2019年から石川県志賀町でGPUデータセンターを運営し、「GPUSOROBAN」を提供してきました。今後も香川県高松市に中四国初のAI開発用GPU専用データセンターを開設する計画があり、地方創生と生成AIの発展を推進しています。また、2022年にはNVIDIAから「Best CSP Partner of the Year」を受賞するなど、評価も高まっています。
これからのハイレゾに注目が集まる中、その新サービスは多くの企業や研究機関に新たな機会を提供することになるでしょう。最新のGPU技術を活用したサービスに、今後どのようなイノベーションが加わるのか、期待が高まります。