2017年度日本ベスト・エンプロイヤー企業の発表
エーオンヒューイットジャパンが、2017年度日本のベスト・エンプロイヤー企業として5社を選出したことを発表しました。これによって、社員のエンゲージメントや企業の働きやすさが一層注目を集めています。選出された企業は次の通りです。
・LGディスプレイジャパン
・フェデックスエクスプレス
・マリオット・インターナショナル
・インターコンチネンタルホテルズグループ
・スイス・リー
ベスト・エンプロイヤー企業の特徴
これらの企業にはいくつか共通する特徴が見受けられます。まず、
エンゲージメント・スコアは日本の平均が37%であるのに対し、ベスト・エンプロイヤー企業は63%と大幅に上回っています。このスコアの高さは、企業環境の改善やリーダーシップの効果を表しています。
特に、効果的なリーダーシップに関する指標では、65%のスコアを得たベスト企業に対し、日本の平均は38%となっており、その差は明白です。
離職率の低下と充足度の向上
また、ベスト・エンプロイヤー企業ではオープンポジションの配置が日本平均より30%高く、離職率も47%低いことが示されています。これらのデータは、働く環境が魅力的で、社員が留まる理由があることを示しています。
エーオンヒューイットジャパンの代表取締役社長、楠見スティブン氏は、「先進的な組織は人材を最大の資産と捉えており、テクノロジーを駆使してデータと人材管理を融合させています。」と語っています。
エンプロイー・エクスペリエンスの向上
さらに、シニアコンサルタントの梁志栄氏は、「ベスト・エンプロイヤー企業は、タレントライフサイクル全体を通してエンプロイー・エクスペリエンスの向上に力を入れています。これにより、競争優位を確立しています。」と述べ、テクノロジーの効果的な利用を強調しました。
ベスト・エンプロイヤー調査について
この調査はアジア太平洋地域で行われる信頼性の高い社員意識調査で、参加企業は自社の強みや改善点を見つけることができます。今年で17年目を迎え、調査は幅広い業種の企業からの参加を受け付けています。
詳細はエーオンヒューイットのウェブサイトでご確認いただけます
ベスト・エンプロイヤー調査について。
まとめ
2017年度のベスト・エンプロイヤー企業は、社員が誇りを持ち、長く働き続けられる環境を提供しています。これから企業が向かうべき道として、人材育成やエンゲージメント向上に注力することが求められています。社員の声に耳を傾け、柔軟な働き方を実現することが、これからの企業の競争力を高めることにつながるでしょう。
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エーオンヒューイットジャパン
ウェブサイト:
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