トランスコスモス株式会社は、内閣官房水循環政策本部事務局が推進する「水循環企業登録・認証制度」において、令和6年度の「水循環ACTIVE企業」として認証を受けました。この認証は、企業が取り組む水循環に関する活動を評価し、社会全体での意識向上を図る目的で設立されたものです。
近年、企業は社会的責任(CSR)や持続可能な開発目標(SDGs)への高い関心が求められています。そして、気候変動や水リスクなどに対応するための積極的な施策が各企業に期待されています。この背景を受けて、2024年8月には「水循環企業登録・認証制度」が創設され、さまざまな企業の取り組みがインセンティブを受ける仕組みが構築されました。
トランスコスモスは、和歌山県有田郡有田川町で、地域貢献活動の一環として、和歌山県の「企業の森」事業に参加しています。このプロジェクトでは、有田川流域の涵養機能を維持するために森林の整備と保全の活動を行っています。令和6年2月から3月にかけては、2.27ヘクタールの間伐作業を実施しました。これにより、持続可能な水循環に貢献するだけでなく、地域住民とのつながりも深めていくことが期待されています。
今後、トランスコスモスは和歌山県内に限らず、水循環の促進に向けた取り組みを継続し、企業としての社会的責任を果たしていく考えです。これにより、自社だけでなく、地域全体の環境保全に寄与することを目指しています。
また、トランスコスモスは1976年に設立され以来、顧客企業にとっての競争力強化に尽力してきました。現在では、アジアを中心に、35の国と地域・181の拠点で、高品質なサービスを展開しています。特に、EC市場の急成長とともに、顧客企業の製品やサービスを世界46の国と地域に届けるグローバルECワンストップサービスも行っています。
最新のデジタル技術を活用することで、事業環境の変化に柔軟に対応し、顧客企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指すトランスコスモス。今後も挑戦を続け、持続可能な社会に向けたアプローチを推進していくことでしょう。詳細は公式サイトをご覧ください:
トランスコスモス公式サイト。
こうした企業の取り組みが評価され、さらなる認知と広がりを持つことが期待されます。特に「水」という資源の大切さを再認識することで、企業の持続可能な成長にも寄与することでしょう。合せて、まだ知られざる取り組みも紹介していきたいと思います。社会全体の水循環に取り組む姿勢は、未来を見据えた重要な課題であると言えます。