新コース開設
2025-07-17 10:58:18

水戸電子専門学校が新たにプロダクトマネージャー育成コースを開設

水戸電子専門学校、新コース「プロダクトエキスパートコース」を発表



水戸電子専門学校(所在地:茨城県水戸市)は、2026年4月に新たに「デジタルイノベーション学科 プロダクトエキスパートコース」を設置し、受講生を募集することを発表しました。この新コースは、エンターテインメント業界での豊富な経験を持つ前原幸美氏がプロデューサーとして関与し、業界のニーズを反映した実践的なカリキュラムが特徴です。

背景:即戦力のプロダクトマネージャーの需要



最近、プロダクトマネージャー(PdM)の求人が急増しており、2025年には前年同月比で約70%の増加が見込まれています。しかし、専門学校でその育成に特化したプログラムはほとんど存在せず、現場では即戦力となる若手PdMが不足している状況です。これに加えて、生成AI関連の求人数も2022年から2024年にかけて1.5倍になると予測され、エンジニア職においてはAIをフル活用できるスキルが求められています。

このような事情を背景に、水戸電子専門学校は新しいコースと専攻を立ち上げ、社会的課題に応える人材の育成に取り組むことにしました。

コースの特徴



1. 基礎から専門性へ


本コースは3年間の単位制で構成されており、1年次はITやビジネスの基礎を徹底的に学び、2年次からはプロダクトマネージャー専攻とAI駆動開発エンジニア専攻に分かれて専門性を高めるプログラムが組まれています。これにより、学生はITビジネスと開発の全体像を理解し、自身のキャリアパスを選択できます。

2. 超実践型の学習


座学だけでなく、実際にグループでプロダクトの企画・開発を行い、リアルなピッチイベントなどを通じてビジネス戦略やプロダクトデモを発表する機会もあります。この実践的な学びにより、学生はただ理論を学ぶのではなく、実際の運用やグロースの経験も積むことが可能です。

さらに、プロダクトをリリースするだけでなく、その後の運用や広告出稿、SNSを活用したリサーチなども行い、実社会で求められるスキルを磨くことを重視しています。こうした経験は、将来的に起業家としても成功するための素養を育成するものです。

プロデューサー前原幸美氏の導入



この新たなコースのプロデューサーに就任した前原幸美氏は、エンタメ業界での数々の実績を持つ人物です。彼女がプロダクトづくりのノウハウを生かし、学生が即戦力として活躍できるようなカリキュラムの設計を進めています。前原氏は、「現場では体系的なノウハウが整備されていますが、教育の場ではそのような機会があまり提供されていない」と指摘し、実践重視の教育の重要性を強調しています。

結論:未来を見据えた人材育成



今回の新コース設立は、デジタル領域での人材育成の重要性を認識した水戸電子専門学校の意欲的な取り組みです。校長の井上匡史氏は、「日本をデジタルで発展させるために、特に不足している人材像を提示し、この挑戦の先駆者として役割を果たしたい」と述べています。これからの時代、必要な人材を育成することがますます重要になるでしょう。

スケジュール



新コースのAO入試は2025年6月から開始され、続いて説明会やオープンキャンパスが開催されます。新たな教育の場で、未来の技術者が育っていくことを期待しましょう。


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会社情報

会社名
学校法人八文字学園
住所
茨城県水戸市浜田2-16-12
電話番号
029-221-8800

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