医療業務効率化の新時代: AI薬歴作成支援サービス「corte」
株式会社corte(東京・台東区)が、音声認識API「AmiVoice API」との連携を実現しました。このシステムは、調剤薬局向けに開発されたAI薬歴作成支援サービス「corte」の機能を向上させ、業務効率化に寄与するものです。導入店舗数は国内でNo.1を誇り、全国約2500の調剤薬局で多くの薬剤師に利用されています。
AIを活用した迅速な薬歴作成
医療分野に特化した音声認識エンジンを使用することで、病名や薬品名など、専門用語を高精度にテキスト化します。この機能により、生成AIを用いたSOAP形式の薬歴作成が可能となり、その要約処理の速度は5〜6秒という国内最速を達成しました。これにより、薬剤師の業務効率が飛躍的に向上し、対物業務から対人業務へのシフトも加速することが期待されます。
現代の薬剤師に求められる革新
近年、調剤報酬の改定に伴い、在宅医療や服薬フォローといった業務が重視されています。薬剤師には高まる業務負荷の中で、患者とのコミュニケーションに注力する環境の整備が急務です。そのため、薬歴作成に生成AIを取り入れる動きが広がっています。「corte」は、音声認識により薬剤師と患者の対話をテキスト化し、自動的にSOAP形式の薬歴を生成するクラウドサービスです。
専門用語に強い音声認識の重要性
生成AIの精度を高めるには、入力データの正確性が重要です。医療記録の作成では、病名や薬品名などの専門用語の認識精度が求められます。「AmiVoice API」はそのニーズに応え、高度な認識能力を有しております。このAPIとの連携により、薬剤師の負担を軽減し、録音された会話から得られるテキストデータの品質が向上します。
業務フローのスムーズな導入
この連携により、音声認識API「AmiVoice API」を利用したリアルタイムの文字起こしが可能となります。服薬指導終了後、SOAP形式の薬歴要約が迅速に完了し、次の業務へスムーズに移行できます。また、作成した薬歴は簡単に既存の電子薬歴システムへ転記可能です。
企業理念と未来展望
株式会社corteは「薬局から、日本を元気に!」の理念のもと、薬剤師の皆さまが専門性を発揮できる時間を最大化することを目指しています。代表の升澤裕介氏は、今回の連携について、「薬歴作成の負担を軽減し、患者のための医療体験を向上することが重要」と述べています。
今後も薬局DXの前進と地域医療への貢献を継続的に進め、さらなる革新を追求していく意向です。アドバンスト・メディアも、医療従事者の業務効率化に寄与するソリューション開発を推進していきます。
まとめ
「AmiVoice API」と「corte」の連携は、医療業界におけるAIの利用拡大を示す一例です。これにより、薬剤師がより多くのコミュニケーション時間を持つことが可能となり、患者への医療サービスの質を高めることが期待されます。この新たなシステムがどのように業務効率を改善していくのか、今後の展開から目が離せません。