障がい者アートの新展開
2025-08-14 11:22:21

障がい者アーティストの作品を全国のファミマで販売!静岡から始まる新たな試み

ファミリーマートは、特定非営利活動法人アートコネクトしずおかと協力し、障がいのあるアーティストが描いた作品を全国の約16,300店舗でマルチコピー機の「ファミマプリント」を通じて販売することを発表しました。この取り組みは、障がいを持つ芸術家を支援し、その作品から得られる売上の一部を作者に還元する形で実施されます。販売は2025年8月22日から始まり、全国各地のファミリーマートで展開されます。 このプログラムでは、28種のアート作品がブロマイドやシールとして販売される予定です。価格はL版が税込200円、2L版が300円、シールL版が400円、シール2L版が600円となっており、利用者は多様なデザインの中からお気に入りの作品を選ぶことができます。また、売り上げの一部が作家に還元されることで、彼らの創作活動を支援する仕組みが整っています。 さらに、同日から静岡県内の3店舗では「ファミマギャラリー」が開催され、店内のイートインスペースにおいてそれらの作品を展示するイベントが設けられます。ファミマギャラリーは、障がい者がアートを通じて社会に参加し、自己表現の場を得る貴重な機会となります。これにより、地域住民に対して障がいについての理解を深め、より包括的な社会の実現を目指す取り組みです。 具体的な開催店舗は、ファミリーマート大渕久保町店、藤枝田中店、浜松和地町西店で、展覧会は2025年10月30日まで続きます。ファミリーマートは、障がい者が活躍できる取り組みを進めており、すでに全国各地でアート展を開催していますが、東海地方でのファミマギャラリーの開催は特に注目されています。 アートコネクトしずおかの森理事長は、この取り組みが障がい者の作品を広く社会に広める機会となり、共生社会に向けた一歩につながることを期待しています。 2025年には、「まちじゅうアート事業」の一環として、さらに多くの地域との連携が進められる予定です。このように、ファミリーマートは障がいのあるアーティストを支援するとともに、地域の皆さんとのつながりを重視し、共に発展していく姿勢を示しています。なお、これまでの取り組みの成果として、様々な展示や地域イベントが行われ、アートによる社会参加が進んでいます。 今後も、ファミリーマートは全国の自治体や支援団体と連携し、障がい者アートの認知度を高め、地域の文化活動を活性化していく方針です。また、障がいを持つ方々が自己表現を行えるような環境作りにも力を入れていくとしています。ただのコンビニに留まらず、地域に根差した存在として、まちのアートシーンを支える役割を果たしていくことが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社ファミリーマート
住所
東京都港区芝浦3-1-21msb Tamachi 田町ステーションタワーS 9F
電話番号
0120-079-188

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