パテントビューロが特許プロモーションサービスを新たに開始、その意義と今後の展望
株式会社パテントビューロ(本社:東京都文京区)が、新たな特許プロモーションサービスを正式に提供することを発表しました。このサービスは、同社が運営する知的財産メディア「astamuse」を通じて行われ、特に企業や大学が持つ特許について広く認知を促すことを目的としています。目指すは、企業経営者や投資家に特許情報を届け、共同研究やライセンス、譲渡などのビジネスチャンスを創出することです。
特許は日本国内に約100万件あり、その約65万件は未活用の状態となっています。これに対し、企業は市況の変化を受けて研究開発分野における予算配分を見直し、質の高い技術のPRを通じて優秀な人材を確保する必要性が高まっています。特に、知的財産戦略を見直し、量より質を重視する転換が求められているのです。
特許ライセンスの交渉や効果的なPR活動を行うためには、従来の特許情報の発信手法にとどまらず、経営者や投資家など幅広い層に情報を届けることが重要です。パテントビューロが提供する「astamuse」は、知財情報のメディアとして、特許や関連情報に関心を持つ企業経営者や投資家など、幅広い層からアクセスされているのが特徴です。このプラットフォームを通じて、特許情報を適切に認知させることが可能となります。
具体的には、このプロモーションサービスを利用して、知財情報メディアを通じて特許情報を広めることができます。「astamuse」は無料で利用できる知財情報のWEBメディアであり、特許公報や審決、判例など、特許に関する情報を分かりやすく提供しています。このサイトは月間約20万人のユーザーが訪れ、そのうち約30%が技術関心を持つ企業経営者や投資家とのことです。このことが、特許情報に対する需要の高さを示しています。
さらに、パテントビューロのプロモーションサービスは、特許要約の作成をオプションとして提供しています。これは、特許から重要な情報を抽出し、魅力的に要約することで、より多くの関心を集めることを目的としています。また、特許情報を英語や中国語への翻訳も行い、国内外のマーケットでの展開をサポートしている点も見逃せません。
株式会社パテントビューロは、2005年に設立され、知的財産権に特化した新しいサービスを展開しています。社の理念は、企業の知的創造に対する意識を高め、各企業が築く知的財産戦略を強化することで、社会や経済に貢献することです。特に、情報処理技術の進化に伴う独自の技術を活用し、知的創造サイクルの加速を図る企業活動に注力しています。今後、パテントビューロのサービスが企業や大学にどのような影響を与えるのか、さらなる成長に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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アスタミューゼ株式会社
- 住所
- 東京都文京区本郷三丁目40-10 三翔ビル本郷5階
- 電話番号
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03-6801-8600