南魚沼産コシヒカリ食味コンテストの最終審査会に審査員として参加しました

南魚沼産コシヒカリ食味コンテストの開幕

2021年11月25日、新潟県南魚沼地域において開催された「南魚沼産コシヒカリ食味コンテスト」の最終審査会に、五ツ星お米マイスターである私、小野寺理騎が審査員として参加しました。このコンテストは、若手農業者で構成されるＪＡみなみ魚沼青年部が主催し、地元の特産品であるコシヒカリの魅力を引き出すことを目的に初めて開催されました。

コンテストの概要と審査過程

南魚沼産のコシヒカリを評価するこのコンテストは、1次、2次、そして最終審査の3つのステップで行われました。初めに、食味や味度を測定するための計器を用いて評価が行われ、5点の優秀作品が選ばれます。その後、最終審査では、食味官能審査を通じて「外観・香り・旨味・粘り硬さ」の4項目について審査を行いました。これにより、最優秀賞1点と優秀賞4点が選ばれる仕組みです。

審査員としての役割

私が審査員として選出された背景には、全国各地のお米生産者と連携し、良質なお米の発掘とその売上拡大に貢献する活動があります。食味鑑定士としての経験を活かし、南魚沼地域の若手農業者からの推薦を受けての選出でした。コンテスト当日は、各エントリーのコシヒカリを実際に試食し、その風味や食感をじっくりと評価しました。

特に印象に残った品々

数多くの素晴らしいコシヒカリが出品されていましたが、中でも特に印象に残ったのは、見た目の美しさと香りの豊かさが際立つお米でした。それぞれの生産者が誇りを持って育てたお米は、味わい深く、食べるたびに地域の自然やその人々の思いを感じることができました。

地域との連携

このようなコンテストを通じて、南魚沼地域の農業者が互いに刺激し合い、技術を磨くことができるのは非常に有意義なことです。地域に根差した農業を支えることで、郷土の食文化と経済を活性化することが期待されます。この取り組みは今後も続けられ、多くの人々に南魚沼産コシヒカリの素晴らしさを広める一助となることでしょう。