川崎市が自動運転バスに経路生成AIを搭載
川崎市は近日、自動運転バスに新たなテクノロジー「経路生成AI」を導入することを発表しました。この取り組みは、令和9年度までにレベル4の自動運転を実現することを目指している「KAWASAKI L4 Bus Project」の一環です。
経路生成AIの導入とは?
新しく搭載される経路生成AIは、バスが次にどのように走行すべきかを自ら考える能力を持っています。これまでは、周囲の物体を認識する際にAIが使用されていましたが、経路はあらかじめ定められたルールに従っていました。このシステムを改良することで、より人間の運転に近い運行や滑らかな運転実現に向けた行動計画が可能になり、自動運転バスの利便性が向上する見込みです。
プロジェクトの背景
川崎市では、持続可能な交通環境を形成するために、自動運転バスのレベル4(L4)の実装を計画しています。今回のプロジェクトが国土交通省の「自動運転社会実装推進事業」において重点支援事業に選ばれたことは、川崎市の取り組みが評価されている証拠です。注目すべきは、これが3年連続での採択であることです。
実施詳細
走行期間
プロジェクトの走行は、2023年7月上旬から2024年1月下旬の予定です。この期間中には手動およびレベル2の自動運転で走行しますが、経路生成AIによる学習走行などのため、一般の試乗は予定されていません。
車両情報
導入される車両は「Minibus 2.0」という中型バスで、乗車定員は16名(運転席を含む)です。最高速度は自動運転時に40 km/hと従来の5 km/h向上しています。
走行ルート
本プロジェクトにおける走行ルートは「羽田連絡線」で、大師橋駅から天空橋駅までの約8.9km(往復)を予定しています。なお、このルートは今後変更される可能性があります。
自動運転社会の実現に向けて
国土交通省の自動運転社会実装推進事業は、地域に根差した自動運転の実施を促進することを目的としています。川崎市は、今回の採択により自動運転レベル4の実装に向けた実証実験の補助を受け、市民の移動手段の確保や都市ブランドの向上を目指しています。
この取り組みは、持続可能な移動サービスの構築を見据えた重要なステップと言えるでしょう。今後、川崎市の自動運転バスがもたらす新たな交通の可能性に期待が高まります。皆さんも注目してください!