アメリカFDA施設登録代行サービスの新たな選択肢
2024年12月23日、株式会社ノーパット(東京都千代田区)は、アメリカの食品医薬品局(FDA)への施設登録代行サービスを成功報酬体制で開始することを発表しました。このサービスは、主に食品を扱う企業をターゲットとしており、海外進出を目指す日本企業にとって心強い味方となるでしょう。
FDA施設登録の重要性
アメリカで食品を取り扱う場合、製造元の情報をFDAに登録することが必須です。この「FDA施設登録」とは、米国食品医薬品局への製造・加工・保管・輸入などを行う施設の情報登録を指し、施設名、住所、所有者、および扱う食品の詳細などが記録されます。これにより、アメリカの食品安全基準や公衆衛生問題への対応が可能になります。しかしこの手続きは、全て英語で行う必要があり、特に英語に不安がある企業にとっては大きな壁となります。
低予算での対応を実現
ノーパットでは、低予算でFDAの施設登録を代行することに特化しています。この取り組みにより、アメリカを含む海外市場への参入がしやすくなるというメリットがあります。具体的には、成功報酬後払いで、FDA施設登録の費用は50,000円、更新費用は30,000円、さらにFDA施設査察の事前対応を150,000円(交通費、滞在費別途)で受け付けています。
これにより、特に中小企業が海外企業との取引を始めるための経済的負担を軽減し、多くの日本企業が新たな市場を開拓する助けとなります。
対応可能な食品項目
ノーパットは幅広い食品の登録対応が可能です。以下のような品目を扱っています:
- - 水産品(鮮魚、水産加工品)
- - 飲料(野菜ジュース、炭酸飲料、果物ジュースなど)
- - 酒類(日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー、ビール)
- - お茶(緑茶、抹茶、その他の茶製品)
- - 肉製品(牛肉、牛肉加工品)
- - 調味料(ドレッシング、スパイス、ソースなど)
- - お菓子(キャンディー、スナック、アイスクリームなど)
- - 野菜類(カット野菜、生野菜など)
- - 乳製品(チーズ、バター、ヨーグルトなど)
- - 果物類(カットフルーツ、生鮮果実など)
- - 食品添加物(甘味料、着色料)
- - 動物用の餌(ペットフード、畜産飼料)
元FDA職員のアドバイス
なお、FDA施設登録に関する専門的なアドバイスについては、元FDA職員によるサポートも相談に応じて行っています。このように、ノーパットは特に高い専門性を持ちながら、幅広いサービスを提供するものであり、今後の食品業界に大きな影響を及ぼすことでしょう。
おわりに
アメリカ市場への食品販売は、近年ますます注目を集めていますが、その過程で必要となるFDA施設登録の手続きは、多くの企業にとって大きな課題です。株式会社ノーパットの新しい支援策は、こうした課題を解決し、より多くの日本企業が国際的なビジネスチャンスをつかむ手助けとなるでしょう。