株式会社SOXAIは、東京大学大学院教育学研究科との間で、先進的なスマートリングを用いた睡眠・行動・生理モニタリング技術の研究開発を行う共同契約を結びました。本契約の目的は、これまでの研究成果を基に、より高精度なモニタリングデバイスのアルゴリズムとアーキテクチャの開発を進めることにあります。具体的には、日常生活の中での自然なモニタリングの実現を目指しています。
この共同研究は、東京大学の山本義春客員教授の経験を活かしたものであり、SOXAIは彼の知見と技術をもとに、デバイスの精度を検証し、実証実験から得られたデータをもとに健康リスク予測のための指標の導出を行います。さらに、研究体制には、メンタルヘルスや睡眠科学を専門とする岸哲史准教授も参画し、講義持ち寄られた専門知識をもとに、より効果的なモニタリング技術の開発が進められます。
研究開発の背景
近年、働き方改革や健康経営の推進により、従業員の睡眠の質向上が企業にとっての急務となっています。厚生労働省の調査によれば、睡眠不足は約3割の人々に影響を及ぼしており、その結果、生産性の低下や医療費の増加といった社会問題につながっています。この課題に対し、SOXAIは科学的なアプローチを用いて、解決への道を探り続けています。
共同研究の意義と今後の展望
SOXAIは創業以来、アカデミアとの連携を優先し、エビデンスに基づいた製品開発を行ってきました。2025年に東京大学及び英国エセックス大学との共同研究によって、睡眠ステージ推定の高精度化を実証し、学術論文としても発表されるなど、着実な成果を上げています。今後の研究では、睡眠や生理データの精度のさらなる向上を図るとともに、「ヘルスケアをライフスタイルに」というビジョンを実現するために、持続可能な健康管理の世界を構築していくことを目指しています。
SOXAIの新製品