estieと東急不動産の新たな連携とは
株式会社estie(エスティ)は、最新の技術を駆使した不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」を提供しており、その実績を元に東急不動産との新しいプロジェクトを立ち上げました。この取り組みは、estieが保有するオフィスデータを活用し、東急不動産の社内地理情報システム(GIS)に統合するためのオフィスデータAPIを開発するものです。
オフィスデータAPIの導入背景
東急不動産は社員約500名が日常的に利用するGISシステムを構築しています。このシステムは、不動産開発における重要な意思決定を支える役割を担っています。以前から、estieが提供するデータ分析基盤を使用し、エリア分析や賃料動向を掴むための情報を集めていた東急不動産は、そのデータの網羅性や即時性の高さに感銘を受けました。
この新たなAPIの導入により、GISシステム内でオフィスの物件情報や賃料情報を瞬時に参照できるようになります。これまで異なるシステムや資料を介して行われていた情報収集が一元化されることで、業務のスピードと質が向上します。
オフィスデータAPIの詳細
今回のAPIにより、地図上で賃料や稼働率などの重要な市場データを迅速に取得することが可能になります。これによって、取得予定の用地の比較や既存物件の稼働状況を素早く把握できるようになり、開発や企画、運用にかかる時間を大幅に短縮することで、意思決定の精度が向上します。また、このAPIは汎用的な設計となっているため、ユーザーの既存システムとも柔軟に連携しやすい特長があります。
未来に向けた展望
estieは、今回のプロジェクトがデベロッパー企業における初の試みであることを強調し、今後さらに多くの不動産業界に対してこのAPIを提供する予定です。これにより、業務過程の様々なプロセスでのデータ活用が円滑に行えるようになることでしょう。不動産業界全体のデジタル改革を加速し、業界の発展に寄与することを目指しています。
会社情報
株式会社estieは「産業の真価を、さらに拓く。」を企業理念とし、不動産業界のデジタルシフトを推進しています。提供するサービスには、商業用不動産データ分析基盤の「estie マーケット調査」や、それに関連する業務支援ツールがあります。これらにより、不動産データとAIを活用し、専門的な知識を持つプロフェッショナルによる支援が受けられる仕組みを整えています。
詳細情報は
公式サイトや
公式Xをご覧ください。