新コスモス電機株式会社は、2024年8月19日に初めての従業員家族対象の会社見学イベントを実施しました。このイベントは、従業員の子供たちに対して農業、家庭、これからの職業未来について学び、実際に火災実験を通じて火災の危険性や警報器の重要性を理解してもらうことを目的としています。
イベント当日は、1歳から高校生までの23名の子供たちと、従業員やその家族が参加し、合計43名の方々が集まりました。火災実験室「PLUSCO Lab.(プラシオラボ)」での見学では、様々な実験が行われ、火災の危険性に対する理解が深まりました。子供たちは自らの目で燃え盛る火や、火災警報器が作動する様子を見ることができ、大変重い内容を直に体験することができました。
実験を通じて子供たちから寄せられた感想では、「布団が燃えているのに火が出ないことに驚いた」とか、「一酸化炭素の危険性を初めて知った」などの意見があり、参加者たちが実際に学びを得たことが伺えます。また、火災実験室では、家庭での火災から身を守るためのケーススタディも行われ、特に一酸化炭素による事故の発生の多さに気をつける必要性が再認識される場面もありました。
火災実験室「PLUSCO Lab.」は、家庭用ガス警報器のトップメーカーである新コスモス電機が2023年に設立した施設で、火災の恐ろしさを体験しながら、火災警報器の活用方法を学ぶことができる内容となっています。このラボは、兵庫県三木市に位置し、一般の見学者も受け入れているため、周辺地域の小学生から観光客まで、様々な人が訪れています。これまでに約2000名が参加し、実験の結果や警報器の有効性について、多くの人が好評を寄せています。
イベントの内容は、火災実験見学のほかに、参加者のための食堂ランチ体験やセンサ工場、ショールームの見学も含まれていました。お昼の食堂では従業員が手料理するあたたかい食事が提供され、参加した家族たちがその美味しさに満足している様子が印象的でした。
このような家族向けのイベントを初めて実施した新コスモス電機は、今後も従業員とその家族が共に快適かつ安全に過ごせる社会を目指し、これらの取り組みを続けていく予定です。また、会社としての目標によると、世界中からガス事故を無くすことを目指しており、地域社会における安全の啓発活動にも力を入れています。
新コスモス電機は、家庭用及び産業用途において優れたガス検知器や火災警報器を開発、製造、販売を行い、業界のリーダーとしての地位を確立しています。今後も火災安全の重要性を広め、多くの家庭に寄与していくことが期待されます。